徒然なるままに -5ページ目

2010年春季開始アニメの感想(辛口編)その2

2010年春季開始アニメの感想(辛口編)その2です。

私が直接見たアニメに関する感想です。
5段階で評価しました。

個人的な好き嫌いの面が激しく出ていますので、あまり参考にはならないかもしれませんが……
あくまで、個人的な備忘録です。

前季がやや辛口の批評だったので、今季はやや甘口でいこうかと思っています。あくまで予定です。

なお、テレビアニメの批評については、基本的に初回のみで評価しているので、
回が進む毎に面白くなる、逆に回が進む毎につまらなくなる作品がある点についてはご了承ください。

↓各アニメの詳細な放送時間については、こちらで。
2010年春季開始新作アニメ一覧(2010年4月放映開始のTVアニメ番組) (10-03-17 01:45:18)
2010年春季開始アニメの感想(辛口編)その1 (2010-04-03 06:51:08)

■■■2010年春季開始アニメの感想■■■

■薄桜鬼
ジャンル:時代モノ/女性向けの萌えアニメ
当初の期待度:★
ストーリー:★★
キャラクター:★★
意外性:★★
癒し:★★
音楽:★★
画質:★★★
総合:★★
対象:中高生、女性向け
放映時間:tvk:4/3(土) 24:30~
備考:
基本的に女性向け。男性が見るとかなりキツいかも。
それにしても新撰組をネタにした作品ってなんかやたら多い気がするのだけれど。
マンガとかアニメとかゲームとかテレビドラマとか映画とか小説とか、同じようなネタばかりが散乱していて、微妙だなぁとかつい思ってしまうのだけれど。


■会長はメイド様!
ジャンル:ラブコメ/女性向けの萌えアニメ
当初の期待度:★
ストーリー:★★
キャラクター:★★★
意外性:★★
癒し:★★★
音楽:★★★
画質:★★★★
総合:★★★
対象:中高生、女性向け
放映時間:TBS:4/1(木) 25:55~
備考:
基本的に女性向け。
要するに女の子が理想の王子様に出逢う系の話?
女性向けの萌えアニメは最近増えてきたけど、王道モノのパターンが結構多い気がする。

2010年春季開始アニメの感想(辛口編)その1

2010年春季開始アニメの感想(辛口編)その1です。

私が直接見たアニメに関する感想です。
5段階で評価しました。

個人的な好き嫌いの面が激しく出ていますので、あまり参考にはならないかもしれませんが……
あくまで、個人的な備忘録です。

前回がやや辛口の批評だったので、今回はやや甘口でいこうかと思っています。あくまで予定です。

なお、テレビアニメの批評については、基本的に初回のみで評価しているので、
回が進む毎に面白くなる、逆に回が進む毎につまらなくなる作品がある点についてはご了承ください。

↓各アニメの詳細な放送時間については、こちらで。
2010年春季開始新作アニメ一覧(2010年4月放映開始のTVアニメ番組) (10-03-17 01:45:18)

■■■2010年春季開始アニメの感想■■■

■HEROMAN
ジャンル:ヒーロー系ロボットアニメ?
当初の期待度:★★
ストーリー:★★★
キャラクター:★★★
意外性:★★
癒し:★★★
音楽:★★★
画質:★★★★★
総合:★★★
対象:小中学生向け
放映時間:テレビ東京系列:4/1(木) 18:00~
備考:
初回はイントロダクション的な内容だが、今後に期待できそうな感じ。
どちらかというと小中学生向けかも。高校生以上はキツい?


■Angel Beats!
ジャンル:萌え/アクション/SF
当初の期待度:★★★
ストーリー:★★★★
キャラクター:★★★
意外性:★★★
癒し:★★★★
音楽:★★★★
画質:★★★★
総合:★★★★
対象:中高生向け
放映時間:4/2(金) 26:30~
備考:
内容的には、なんとなくハルヒとバカテスを合わせたような感じ?
メインヒロインはどう見てもハルヒで、
例の天使は、ハルヒに出てくる朝倉涼子と長門を合わせたような感じがした。
ストーリー展開に関してはこれから、といった感じ。今後に期待。
化物語的なコメディ要素がふんだんに盛り込まれているけれど、コメディ要素に関しては大人が見るとちょっとキツいかも。


■B型H系
ジャンル:エッチ系ラブコメ
当初の期待度:★★
ストーリー:★★
キャラクター:★★★
意外性:★★
癒し:★★★★
音楽:★★★
画質:★★★
総合:★★★
対象:中高生向け
放映時間:4/1(木) 25:30~
備考:
田村ゆかりさんのロリエロ声が良い感じ。
元気でエッチなラブコメを見たい人には良いかも?


■おおきく振りかぶって~夏の大会編~
ジャンル:野球
当初の期待度:★★★★
ストーリー:★★★★
キャラクター:★★★★
意外性:★★★
癒し:★★★★
音楽:★★★★
画質:★★★★★
総合:★★★★
対象:中高生、家族向け
放映時間:TBS:4/1(木) 25:25~
備考:
初回は試合のシーンがなかったので、評価は第一期の内容を参考にしました。ちょっと甘口だったかも。
野球モノということで、ストーリー展開はだいたい想像がつくものではあるのだけれど、登場人物たちにとても癒される。

エイプリルフールでついて良い嘘とそうではない嘘と

いくらエイプリルフールとは言っても、
ついて良い嘘とそうではない嘘があると思うんだよね。

「それはちょっとマズいんじゃない?」
という嘘を平然とついてしまえる人というのは、
やっぱりちょっとアレな気がする。

例えば、女の子に「君って美人だよね」と言って喜ばせた後に
「嘘ぴょ~ん」とかやられると、
もしかしたら殺意を覚える人もいるかもしれない。

少なくとも、人を嫌な気持ちにさせる嘘はつくべきではないと思う。

嘘を言っても楽しく流せてしまう人もいる一方で、
嘘を言ってもあたかも本気で思っているように受け取られてしまう人もいる。
たまに、真顔で冗談を言う人がいるけれど、正直リアクションに困っちゃうよね(苦笑)
かといってあまりにもひどい悪ふざけをやられると、殺意を抱く人は少なくない気もするけれど(苦笑)

映画「マイレージ、マイライフ」観ました(一部ネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「マイレージ、マイライフ」を観てきました。
それなりの大きさのシアターに、かなりの観客の入り。

何となく、設定や俳優(ジョージ・クルーニー)的に「フィクサー」を連想。
あくどい仕事をしている人が、恋愛など、何らかの切っ掛けで「心」を取り戻していく的な分かりやすい話。(こういうパターンの映画結構あるよね)
しかし心を取り戻したとしても、主人公の男が最後に結婚する、といったようなご都合主義に陥っていないところは良かったと思う。
(「心を取り戻す」ということが「凡人的な価値観に染まる」ということなのであれば、なんか微妙な気もするけれど)

時折、コメディ要素や皮肉めいた要素が挿入され、肩肘を張らずに楽しむことができる。映画通ではない普通の人には、純粋なサスペンスタッチの作品よりも、こういうスタイルの方が楽しめるのかもしれない。

最後のエピソードは、「プラダを着た悪魔」のラストエピソードを連想。
「プラダを着た悪魔」を観たときは感動的だったのだけれど、過去の作品で既にやってしまったようなエピソードを見てしまうと、なんだかなぁ、と白けてしまった。
(似たようなエピソードでも、しっかりと独自の掘り下げをしていればまだ楽しめるのだけれど、「焼き増し」的なものでは私は満足しない人間なので)

不景気という時代に、人の心を癒す物語として作られた映画なのかもしれないけれど、似たような話をたくさん見たせいか、なんだか食傷気味。もっと新しい切り口だとかで魅せてくれる映画なり小説なりが現れないものだろうか。

以下、5段階評価。

■マイレージ、マイライフ(2009年アメリカ)
ジャンル:洋画/ドラマ
ストーリー:★★
キャラクター:★★
意外性:★★
癒し:★★★
音楽:★★
総合:★★

生方副幹事長を解任=小沢氏批判を問題視-民主

ヤフーニュースより。
生方副幹事長を解任=小沢氏批判を問題視-民主

上を批判すると解任、降格させられる。
つまり民主党というのはブラック会社のようなものですかね?
ワンマン社長がイエスマンばかりを求めるブラック会社そのものじゃないかという気がして仕方がないのだけれど。
ワンマン社長が退任して専務取締役になったけれど、未だに裏で強い影響力を持っていて社員は逆らうことができない。表立って異論を唱えることのできない風通しの悪い社風。
民主党はなんだか、どんどん悪いほう悪いほうへと自滅していっている気がする。

2010年春季開始新作アニメ一覧(2010年4月放映開始のTVアニメ番組)

以下はあくまで個人的メモ。
最近とても忙しいので、全部見ることは難しいかも。
期待度星1つの作品は基本的に見ない予定。

最近のテレビ番組は、BDレコーダーの機能を使って簡単に番組検索をできるので、あえて一覧を作成する必要もない気がするけれど、念のため。
また、一覧には載せていませんが、NHK-BSなどでアニメ映画がよく放送されているので、そちらもおすすめ。BS11などでのアニメ再放送も要チェック。

■ゆとりちゃん
期待度:★
備考:ネット配信アニメ
http://yutori-chan.jp/

配信システムに関しては面白い試みだとは思うけれど、余計な手間がかかるなど、観るのが面倒くさいとなかなか観る気がしないんだよなぁ……。


■ヘタリア Axis Powers 第3期
期待度:★
備考:ネット配信アニメ

アニメイトTVにてネット配信


■書家
期待度:★

アニマックス:3/27(土) 20:00~、3/28(日) 10:00~


■はなかっぱ
期待度:★

NHK教育:3/29(月)~(金) 7:15~、17:30~


■HEROMAN
期待度:★★
アニメーション制作:ボンズ

○テレビ東京系列:4/1(木) 18:00~


■おおきく振りかぶって~夏の大会編~
期待度:★★★★

○TBS:4/1(木) 25:25~
MBS:4/1(木) 25:00~(第2話以降は25:50~)
BS-TBS:4/24(土) 24:30~


■B型H系
期待度:★★
備考:原作はラブコメ4コママンガ

○TOKYO MX:4/1(木) 25:30~
△tvk:4/4(日) 24:30~
△アニメワン:4/2(金) 13:00~
KBS京都:4/1(木) 25:00~
テレビ和歌山:4/4(日) 25:40~
AT-X:4/5(月) 8:30~、20:30~、4/8(木) 14:30~、26:30~
岐阜放送:4/5(月) 25:45~
チバテレビ:4/7(水) 25:30~
三重テレビ:4/8(木) 25:20~
奈良テレビ:4/9(金) 25:30~


■会長はメイド様!
期待度:★
備考:基本的に女性向けかと

○TBS:4/1(木) 25:55~
MBS:4/10(土) 26:58~
BS-TBS:4/24(土) 25:00~
CBCでも放送予定


■大魔神カノン
期待度:★★

○テレビ東京:4/2(金) 25:23~
テレビ愛知:4/5(月) 25:28~
テレビ大阪:4/6(火) 25:30~
テレビせとうち:4/7(水) 25:18~
TVQ九州放送:4/7(水) 25:38~


■いちばんうしろの大魔王
期待度:★★

○TOKYO MX:4/2 25:30~
△tvk:4/3 26:30~
他AT-Xなどでも放送。


■Angel Beats!
期待度:★★★
脚本:麻枝准(代表作「CLANNAD」)

○TBS:4/2(金) 26:30~(第2話以降は26:25~)
CBC:4/2(金) 26:20~(第2話以降は26:00~)
MBS:4/3(土) 25:58~
TUT:4/4(日) 25:45~
RKB:4/7(水) 26:55~
BS11:4/17(土) 23:30~


■リングにかけろ1 影道編
期待度:★

アニマックスPPVプレミア:4/2(金)~


■トランスフォーマー アニメイテッド
期待度:★

テレビ東京系列全国ネット:4/3(土) 8:00~


■SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors
期待度:★

テレビ東京系列:4/3(土) 10:15~10:30


■こねこのピムとポム
期待度:★

カートゥーンネットワーク:4/3(土) 13:00~、(日) 13:00~


■MAJOR 6th Series
期待度:★★

○NHK教育:4/3(土) 18:00~


■薄桜鬼
期待度:★
備考:基本的に女性向けかと

○tvk:4/3(土) 24:30~
△TOKYO MX:4/6(火) 26:00~
チバテレビ:4/4(日) 23:30~
テレ玉:4/4(日) 25:00~
AT-X:4/5(月) 9:30~、21:30~、(木) 15:30~、27:30~
サンテレビ:4/5(月) 24:00~
KBS京都:4/5(月) 25:00~
テレビ愛知:4/6(火) 25:28~


■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ
期待度:★
備考:基本的に小学生女子向けかと

テレビ東京系列:4/4(日) 9:00~


■スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ シーズン2
期待度:★

BShi:4/4(日) 9:00~


■GIANT KILLING
期待度:★★

○BShi:4/4(日) 9:25~9:50
△BS2:4/4(日) 23:00~23:25
全26話


■ジュエルペット てぃんくる☆
期待度:★
備考:基本的に小学生女子向けかと

テレビ東京系:4/4(日) 9:30~


■WORKING!!
期待度:★★
備考:第1話は3月に先行放送された

○TOKYO MX:4/4(日) 23:00~
読売テレビ:4/5(月) 26:14~(第2話以降は25:44~)
札幌テレビ:4/5(月) 25:59~
中京テレビ:4/6(火) 26:44~
AT-X:4/27(火) 8:00~、20:00~、(金) 14:00~、26:00~


■荒川アンダーザブリッジ
期待度:★★★
監督:新房昭之
アニメーション制作:シャフト

○テレビ東京:4/4(日) 25:35~
TVQ九州放送:4/5(月) 26:23~
テレビ大阪:4/6(火) 26:05~
テレビ愛知:4/7(水) 25:28~
テレビせとうち:4/8(木) 25:58~
テレビ北海道:4/9(金) 26:00~


■kiss×sis
期待度:★★

AT-X:4/5(月) 23:30~


■閃光のナイトレイド
期待度:★★

○テレビ東京:4/5(月) 25:30~
テレビ愛知:4/7(水) 25:58~
テレビ大阪:4/9(金) 26:35~
BSジャパン:4/11(日) 24:05~


■迷い猫オーバーラン!
期待度:★★

○TOKTO MX:4/6(火) 23:00~
BS11:4/10(土) 24:00~
アニマックス:4/19(月) 22:00~


■RAINBOW 二舎六房の七人
期待度:★★

日本テレビ:4/6(火) 24:59~


■けいおん!!
期待度:★★
シリーズ構成:吉田玲子
アニメーション制作:京都アニメーション
備考:この作品人気あるみたいだけど、私はあんまり好きじゃない。

○TBS:4/6(火) 25:25~
MBS:4/10(土) 26:28~
他系列局等にて放送。


■真・恋姫†無双~乙女大乱~
期待度:★
備考:なんだか頭の弱い感じのアニメ。

○TOKYO MX:4/8 26:00~
他AT-Xなどでも放送。


■一騎当千 XTREME XECUTOR
期待度:★★
備考:このアニメはいろんな意味で「AT-X」で観るべきアニメ。いろんな意味で、ね。

○テレビ神奈川 4月11日~ 毎週日曜日 25:30~26:00
△TOKYO MX 4月13日~ 毎週火曜日 25:30~26:00
AT-X 3月26日~ 毎週金曜日 10:00~/22:00~ / 毎週火曜日 16:00~/28:00~チバテレビ 4月11日~ 毎週日曜日 24:30~25:00
テレ玉 4月12日~ 毎週月曜日 25:00~25:30
テレビ愛知 4月13日~ 毎週火曜日 25:58~26:28
サンテレビ 4月14日~ 毎週水曜日 26:10~26:40


■裏切りは僕の名前を知っている
期待度:★
備考:基本的に女性向けかと

○テレビ神奈川 4月12日より毎週月曜25:15~
△TOKYO MX 4月14日より毎週水曜25:30~
チバテレビ 4月11日より毎週日曜24:00~
テレ玉 4月11日より毎週日曜25:30~
サンテレビ 4月13日より毎週火曜24:00~
テレビ愛知  4月13日より毎週火曜26:28~
KBS京都 4月14日より毎週水曜25:00~
TVQ九州放送 4月15日より毎週木曜25:53~


■さらい屋五葉
期待度:★★

○フジテレビ:4/15(木) 25:15~


■まじっく快斗
期待度:★

アニマックス:4/17(土) 8:30~、4/18(日) 22:30~、4/25(日) 12:30~


■四畳半神話大系
期待度:★★

○フジテレビ:4/22(木) 24:45~

映画「スイートリトルライズ」観ました(一部ネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「スイートリトルライズ」を観てきました。
小さめのシアターに、それなりの観客の入り。

全体的にあっさりとしたトーン。
何これ、コメディだと思えば良いの?
突っ込みどころが多すぎ。

意図的なのだろうけれど、セリフや設定などがあまりに不自然。
夫婦がそれぞれ浮気をするわけだけれど、いつものようにドロドロになるわけでもなく、あっさりとした感じに進んでいく。物語としての盛り上がりも特に無く、シーンとシーンの間のつながりも微妙。こんな人リアルにいないよね、人間の描き方がおかしいのではないかと。

セリフは良い味は出ているとは思うけれど、自然なものではない。
この映画を観ていても全く感動することはなく、違和感ばかりを感じた。
小説としては良い作品なのかもしれないけれど、映画化には向かない作品なのかもしれない。
マンガやアニメなどでは、セリフは自然なものが主流だと思うのだけれど、
小説の世界では、独特の言い回しのセリフが少なくないよね。
小説ならではの独特の言い回しをすることによって、独特の味を出すことはできるかもしれないけれど、私はもっと自然な言い回しをしても良いのではないかと思うんだよね。
だからといって、くだけたセリフを推奨するわけではないのだけれど。
あまりにも悪ふざけが過ぎるセリフや文体は辟易するけれど、
あまりにも時代遅れなセリフや文体というのも私にはどうも受け付けない。
小説の世界も、もっと時代に合ったセリフだとか設定だとかを使った方が良いのではないかと思うのだけれど。
(具体例をあげてしまうとアレだけれど、例えば平野啓一郎とかの文体は好きではない。でも舞城王太郎の文体は個人的に好み。ただ、舞城王太郎の文体は人によっては悪ふざけと認識する人も少なくないだろうし、コメディと悪ふざけの境界線の付け方ってすごく難しい所なんだけどね。人によって判断が異なってくるだろうし。もっと自然に受け入れられるような文体が良いのだろうね)

以下、5段階評価。

■スイートリトルライズ(2009年日本)
ジャンル:邦画/ドラマ
ストーリー:★★
キャラクター:★★
意外性:★★
癒し:★★★
音楽:★★
総合:★★

映画「時をかける少女」観ました(致命的なネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「時をかける少女」を観てきました。
それなりの大きさのシアターに、それなりの観客の入り。

「人間失格」とか「時をかける少女」とか、
過去の名作のタイトルをそのまま使われると、
期待が大きくなる分だけ評価も辛口になります。

作品としては悪くはないと思う。
過去エピソードの最後の箇所は、乙一の「きみにしか聞こえない CALLING YOU」を連想。(良い物語なので、未読の方は是非)
途中まではちょっと退屈かな、と思っていたのだけれど、
恋人が死んでヒロインが涙を流して良いBGMがかかれば途端に感動作に思えてくるから不思議だよなぁ、と思ったりした。

ヒロイン(仲里依紗さん)が可愛くて良い感じ。
なんとなくナカミーに似ているかも、と思ったり。

以下、5段階評価。

■時をかける少女(2010年日本)
ジャンル:邦画/SF/ドラマ
ストーリー:★★
キャラクター:★★★
意外性:★★★
癒し:★★★★
音楽:★★★
総合:★★★

「分からない」という言葉について

会社員時代にも感じたことだけれど、人って、何で
誰かが「分からない」と言うと、
その人は本当に分かっていないと思うのだろう?

「分からない」という言葉が実は嘘で、
「本当は分かっている」という可能性だってあるはずなのに。

人は、誰かがプラスになるような話に対しては、それを貶そうとし、誰かがマイナスになるような話に対しては、喜んでそれを受け入れようとする。
そんな気がして仕方がないのだけれど、
もしそのような単純な発想しかできないというのであれば、
なんか残念な人だなぁ、と思ったりした。

個人的には、「わかんなーい」とか言っておきながら
本当は分かっている、というシチュエーションが結構好みで、
例えば、ラブコメとかで、相手に甘えるために
しきりに「わかんなーい」と言ってみたりだとか。
「分からない」という言葉を言うシチュエーションというのは、けっこうたくさんありそうな気がするけれど、
相手を油断させるためにあえて弱い振りをしているとか、
織田信長のように、周りからはただの変人(うつけ)と思われていても、実はすごく頭の良い人だったりとか。

人の言葉というのは、決してストレートに受け取ってはいけないと思う。
何でもかんでもストレートに受け取ってしまう人というのは、
私にはただの「騙されやすい人」にしか思えない。
もちろん、何でもかんでも人の言葉を疑ってかかる、という人も
なんだかアレな気がするけどね。
言動不一致という言葉もあるけれど、
表面的に見えていることだけが世界の全てではないのは当たり前の事。
表面的に見えていることだけを信じるのではなく、
その中身がどうなっているのかについて考える、ということも大切なことなんじゃないのかな。

映画「ハート・ロッカー」観ました(一部ネタバレ含む注意)

TOHOシネマズ川崎で、映画「ハート・ロッカー」を観てきました。
小さいシアターに、かなりの観客の入り。

観客がそこにいるかのような迫力で繰り広げられる展開が良い感じ。
戦場で蝿が顔の前に飛んでいたりと、細かいところのディテールが良い感じ。
真面目に作っている感じがして好感が持てる。
(映画のなかには、サスペンスのはずなのに悪ふざけしているようにしか思えない映画もあったりするので。コメディは好きだけれど悪ふざけは好きではない)

ただ、ハリウッドのアクション映画によくあるような、火薬がドカンドカーンと爆発する映画を見慣れているせいか、思っていたよりは地味だった気もする。
確かに臨場感はあっても、ストーリー展開の広がりも特に無く、同じような繰り返しの日々。(それが逆に狙いなのだろうけれど)
そのため、評価に関しては総合4ということで。
最近は総合5を滅多に出していないけれど、評価がどんどん辛口になってきているのかも。


個人的には、予算をたくさんつぎ込んだ大作映画ばかりではなく、
低予算のB級映画もどんどん観るべきだと思う。
B級映画のなかにも面白い映画はたくさんあるし、視野を広げるという意味でも、いろんな映画を観ていろんな感想を持つことは悪くないことだと思う。
別に、映画というのは現実逃避のための手段というわけではなく、現実のなかで、視野をさらに広げるために観るという見方だってあって良いはずだと私は思うので。

■ハート・ロッカー(2008年アメリカ)
ジャンル:洋画/戦場サスペンス
ストーリー:★★★★
キャラクター:★★★★
意外性:★★★
癒し:★★★★
音楽:★★★
総合:★★★★