徒然なるままに -41ページ目

映画「マンマ・ミーア!」観ました(一部ネタバレ含む注意)

109シネマズ川崎で、映画「マンマ・ミーア!」を観てきました。
平日朝方。小さなシアターだったけれど、¥1000で観れるためか観客は多い。
小学生のグループからお年寄りまで。ほぼ全員が女性で埋め尽くされていました。

ミュージカルは、遅いテンポの曲が多い印象があり、単調でつまらない、という先見的なイメージがあったのですが、
この作品は全然違う。
軽快なテンポのABBAの曲に乗せて、コメディタッチで物語が進んでいく。
観客を楽しませる工夫が随所に感じられ、観客席からはくすくす笑う声が聞こえていた。

既存の曲を使うミュージカルは、それぞれの曲ごとの物語が、全体の物語に内包されている、二重構造の形式となっている。
こういう二重構造形式の物語では、既存の物語と物語の間を、なにか適当な物語をでっちあげて埋めてしまおう、という作家がいるけれど、この作品では、見事な構成力によって、爽快な物語に仕立てあげている。

既存の物語を使うと、
既存の物語の世界観に全体のストーリーが制約される、という、作品を作るうえでの大きな課題があるけれど、
この作品では、それぞれの既存の物語(曲)の世界観を上手く抽出している。

ストーリーは基本的にベタ。
多くの映画を観てきて、観客の様子を観ていると、
分かり易いネタでないと観客が反応してくれないのかもしれない。

今の時代は、多くの人間にとって、難しいことを考えなくても生きていける時代なのかもしれないけれど、
難しいことを常にしっかり考えて生きていかないと、頭がダメになってしまうぞ!
と声を大にして言いたい気分だけど。

※二重構造の物語としては、他に、小説の“文学少女”シリーズなどがあります。こちらも、巧みな構成力で1つの良い物語に仕立て上げていますので、機会があれば、是非。


以下、5段階評価。辛口評価のつもりだけど、最近評価が甘くなっているかも。

■マンマ・ミーア!
ジャンル:洋画ミュージカル
ストーリー:★★★★
キャラクター:★★★★
意外性:★★
癒し:★★★★
音楽:★★★★★
総合:★★★★


以下は、作中でも使用されている、ABBA(アバ)の名曲の一部です。

ダンシング・クイーン ABBA



Mamma Mia - Abba



Honey, Honey - Full Track - Mamma Mia The Movie

最近、草食系男子とか、肉食系女子とかよく聞くけれど、

最近、草食系男子とか、肉食系女子とかよく聞くけれど、
人をステレオタイプに当てはめるような考え方は、私は大嫌いだ。

誰かがステレオタイプという枠を用意してしまうから、
枠に収まるような人間が出来てしまうのだ。

既成の枠に収まらない、
枠を飛び越えるような人間が
私は大好きだし、
私もそのような人間でありたいと常に思っている。

映画「おくりびと」観ました(一部ネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「おくりびと」を観てきました。
平日夕方にも関わらず、比較的大きなシアターが多くの観客で埋まっている状態。
年代層も、若者からお年寄りまで幅広い。

この作品は、取り上げている題材から連想して
シュールな作品なのかと思いきや、笑える要素もあり、観客が楽しく観れるようになにかと工夫されているな、と感じました。
また、小道具の使い方も見事。ラストシーンに感動。
登場人物が肉を喰らっているシーンに、皮肉めいた死生観を感じて、それがまた良かった。
それと、可愛く笑っているだけだと思っていた広末涼子が、意外に体を張っているシーンがあって、すごいなぁ、と。
観客席からは、冒頭の例のシーンなどを観てくすくすと笑う声や、ラストシーンでは鼻をすする音が聞こえていました。


以下、5段階評価。5段階評価だけど、総合評価は星6つ。枠を飛び越えるくらいに面白かった。

■おくりびと
ジャンル:邦画ドラマ
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
意外性:★★★★★
癒し:★★★★★
音楽:★★★★★
総合:★★★★★★

映画「ダウト ~あるカトリック学校で~」観ました(一部ネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「ダウト ~あるカトリック学校で~」を観てきました。

こういう映画が観たい気分だった。個人的にはものすごく好みな映画。
映画を観終わった後に、なにかと考えさせられた。
価値観の相違から来る対立、人間の持つ醜さを、えげつなく描き切った秀作。
また、聖職者という設定が、「人間の醜さ」という作品のテーマを描くにあたって、良いスパイスとなっている。

しかし、
キリスト教の価値観が主軸となっていること、
作品の題材、娯楽性が少ない、などの理由から、
一般の日本人には受け入れ難い映画かもしれない。

惜しむらくは、
聖職者が世俗にまみれている、問題を抱えている、といった作品が既に数多く発表されているということか。
例えば、アニメ「鋼の錬金術師」のコーネロ教主とか。
ネタとしては若干見飽きているので、もう少しストーリーに捻りがあると、より良かったのかな、と思った。


主要人物である、
・世俗に塗れた神父
・厳格で保守的な校長(老女)
・二者の対立に振り回される若いシスター
の価値観の違い。
それぞれが持っている醜い部分。
なぜかは分からないけれど、
私には、校長が、なんとなく高木美保さんに見えた。
ということは、対立相手の神父はさしずめデーブ・スペクターといったところだろうか。
この二人に置き換えると、シリアスなはずの話が一転してコメディに変わってしまう気がして、
それはそれで面白いかも、と思ってしまった。


以下、5段階評価。

■ダウト ~あるカトリック学校で~
ジャンル:洋画サスペンス
ストーリー:★★★
キャラクター:★★★★
意外性:★★
癒し:★★
音楽:★★★
総合:★★★★

映画「ヤッターマン」観ました(一部ネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「ヤッターマン」を観てきました。
比較的大きなシアターでしたが、それなりに客席が埋まっている状態でした。
観客は若者からお年寄りまで。もちろん家族連れの方々もいました。

いたるところにエロシーンがありましたが、
一般的なテレビアニメのエロシーンだと比較的健全(?)だと思うのですが、
実写でのエロシーンは、微妙に生々しくて(ヤッターマン1号が蠍に刺された女の子の毒を吸っているシーンとか、最初の戦闘シーンでヤッターマン2号が棒の摩擦攻撃を受けているシーンとか)、これはアリなのだろうか、とちょっと思いました(苦笑)でも楽しかったです(笑)
基本的に子供向けの内容なのですが、大人にも楽しめるように、いろんなところにエロ要素を入れているのかなぁ、なんてことを思いました。

また、随所にギャグ要素があったのも良かったです。
パチンコのくだりとか、くだらないギャグばかりなのですが、私には結構面白くて、つい、くすくすと笑ってしまいました。
パチンコ店の看板が映った瞬間から、(字が消える前にネタが分かったので)ついくすくすと笑ってしまいました(苦笑)
二十年以上前に「タイムボカン」などを見ていたのですが、例のお約束のシーンとかを見ていて、懐かしいな~と思いました。
ヤッターマンの敵キャラって、不思議な愛着があるんですよね。キャラクターが可愛いし、いいところまで行くのに結局自滅ばかりだし(苦笑)
私はアニメの声優さんが大好きなので、ヤッターマンの声優さんの登場シーンに感激。「のび太くんの人だ~」と思って、とても感激しました。


以下、5段階評価。上の文章では結構褒めた内容となっていますが、5段階評価にするとこんな感じになりました。甘口なのか辛口なのか、どちらなのだろうか。

■ヤッターマン
ジャンル:邦画実写アニメ(ロボットアニメ/コメディ/アクション)
ストーリー:★★
キャラクター:★★★★★
意外性:★★
癒し:★★★★★
音楽:★★★
総合:★★★


日本テレビが制作に携わっているためか、「とくダネ」ではあまり取り上げられなかったけれど、それなりに良い映画だと思います。

映画「パッセンジャーズ」観ました(一部ネタバレ含む注意)

いきなりネタバレから書きます。
要するに、自縛●の物語ということですね。
あらかじめ「とくダネ」を観ていたので、この物語はファンタジーなんだな、と思って観ていたのですが、
ファンタジーと知らずに観て、ラストになっていきなりファンタジーになると、ものすごく裏切られた気分になるけれど、
あらかじめファンタジーと知っていて観ていたので、ファンタジーとしてはそれなりに楽しめる映画かな、と思いました。
ちなみに、私が●●ネタだと気づいたのは、電車の前に立つシーンです。事前にファンタジーと知っていたし、定番中の定番のパターンなので、「なるほどな」と思いました。

●●ネタの物語としては、代表的なものに
「●●●● ニューヨークの幻」とか、
アニメだと「銀盤カレイドスコープ」なんかがあるけれど、
私としては、なんとなく「スカイ・クロラ」に近いものを感じました。
「スカイ・クロラ」の登場人物は、厳密には●●ではないけれど、死んでも死なない(全く同じ姿で生き返る)という「スカイ・クロラ」のキルドレたちの設定に、この映画と近いものがあるかな、と。

もし「パッセンジャーズ」の主人公クレアが●●ではなく普通の人間だったら、
「●●●● ニューヨークの幻」っぽいな~とか思うところかもしれません。

ちなみに、観終わった人の会話からは、
「何が何だか分かんなかったよ~」とか、
「笠井くんは面白いと言っていたけど」とかいった言葉が聞こえてきました。
この作品は、もしかすると(日本人の)観客に対するインパクトが弱かったのかもしれません。

個人的には、ラブシーンでの、キスするまでの間合いが、良かったと思いました。セリフのない演技のシーンとか、結構好きです。こういったシーンは、セリフに頼ることはできないので、俳優の演技力が試される部分でもありますが、この作品での俳優の演技は正直上手いなぁ、と思いました。失礼な話ですが、プロの俳優にも、演技力が素人同然の人もいるじゃないですか、誰とは言いませんが。演技力がある人の演技を見ていると、ストーリーの良し悪しに関係なく「さすがだなぁ」と感心します。まあ、実際問題として、多少演技力のある人よりも、演技力はなくても可愛い子やアイドルを出演させた方が客の入りが良い(視聴率が良い)という事情があるのかもしれませんが。演技力が高いのに売れない人がいるのって、なんだかすごくもったいない気がするのだけれど。

以下、5段階評価。

■パッセンジャーズ
ジャンル:洋画ミステリー/サスペンス
ストーリー:★★★★
キャラクター:★★★
意外性:★★★
癒し:★★★
音楽:★★★★
総合:★★★

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」観ました(一部ネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を観てきました。
それなりに広いシアターだったにも関わらず、客席は満席に近い状態。観客は若者からお年寄りまで幅広い。

殺人事件など、病院内でまたまた事件が発生。
基本的にはシリアスな流れだが、
シリアス一辺倒ではなく、時折挿入されるコメディのタイミングが絶妙。
私の背後から、観客のお年寄り軍団の笑い声が聞こえてきて。観客の心をしっかり掴んでいるんだなぁ、と思った。
隣に座っていたギャルは途中眠っていたみたいだけど(苦笑)

また、伏線のつけ方が上手く、「こんな伏線のつけ方があったのか!」と素直に感心。
ただのコメディ用のネタだと思っていたあのシーンに、実はそんな意味があったなんて!

物語の所々に、社会的な問題となっている様々な医療の問題が数多く散りばめられていて、何かと考えさせられる。
また、ラスト間際の救急医療シーンに惹き込まれた。

以下、5段階評価。ちょっと甘かったかもしれないけれど。

■ジェネラル・ルージュの凱旋
ジャンル:邦画ミステリー
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
意外性:★★★★
癒し:★★★★★
音楽:★★★★★
総合:★★★★★


TBSが制作に携わっているためか、「とくダネ」ではあまり取り上げられなかったけれど、良い映画だと思います。

エンタマイスター

今日のエンタマイスター面白かった(笑)

今週末公開で私が気になっているのは以下の作品です。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」
「ダウト ~あるカトリック学校で~」
「パッセンジャーズ」
「ヤッターマン」


毎月1、10、14、19日は¥1000で映画が観れるので、週末にいくつか作品を観て、残りは10日に観ようと思います。

ちなみに、来週末公開映画に関しては、
「DRAGONBALL EVOLUTION」
が、いろんな意味で気になります(苦笑)

【音楽】The Cranberries「Dreams」

クランベリーズ(The Cranberries)「Dreams」。
映画「ユー・ガット・メール」の主題歌や、キリンビバレッジ「生茶」のCMに採用されました。
とても良い曲です。

The Cranberries - Dreams ( Directors Cut )

【音楽】I Don't Want To Wait - Paula Cole

映画「シティオブエンジェル」や「ドーソンズ・クリーク」の主題歌に使われた、
サビが「アリファナウエイ♪~」の曲です。
とても心地良い曲です。

I Don't Want To Wait - Paula Cole