「不倫」
こちらをどう考えるのか...これはテレビドラマ・雑誌などが「不倫愛」と美化した印象を与えたことにより、正当化したひとつの「恋愛」と考える方が多いと思います。実際には隠れた恋愛であり、その背景には我慢する子供・パートナーがいる事も事実です。よって正当化できる恋愛でない。と考えています。
法律的に言うとですね。
不倫関係でも恋愛である以上、必然的に肉体関係を求め合うことになりますよね。これは「姦通（かんつう）」と言いまして、社会的・道徳的に容認されない性交渉・不貞行為です。法律だと「貞操義務の不履行」となり、慰謝料請求の対象となるのです。なので正当化ですか？と言われると法律的には問題ある恋愛と言えます。だからこそ不倫している男女は決して美化したり、正当化して考えてはいけませんよ。
（参照：社内のW不倫に愛はあるのでしょうか？）
● 別れさせ屋の経営者として不倫はどうなのか？
我々の仕事は不倫・浮気による問題から「依頼」が発生しています。よって不倫関係を否定するのは印象がよくないのですが...相談者を友人・知人、又は元恋人だったら？どんなアドバイスをするのか？と考えた場合。当然に「不倫はダメだよ」と答えるのが無償の愛です。私は相談者＝顧客とビジネスと割り切って接していませんので、「不倫はダメ」と言えます。どれだけ美化して考えても、不倫は不倫であり2番目の恋なんです。本当に愛が強くて大切に思うのでしたら、妻・夫や子供と別れて恋人と一緒になるでしょう。それをせずにですよ。都合の良い状態で恋愛しようとするのが「都合主義」ではないでしょか。同時に2人、3人を愛してしまった事もあるでしょう。ですが、結婚した以上は「責任」があり、子供が居るのなら「義務」があるのです。未婚のカップルのように「別れる」と簡単にサラッと済まされないのが婚姻関係の現実ですからね。
（参照：不倫の被害者は子供です）
● なぜ不倫するのでしょうか？
仲良しカップルが関係をコツコツと育んで同棲・婚約、そして結婚へと進みます。1日2日の浅い関係ではありません。その間には双方の親も関与して、他人と他人が1つの家族として構成される。だけど...裏では婚約前から浮気していた、妻の妊娠仲に不倫していた、子供が病気なのにホテルに居た。こんな不倫もあることでしょう。
では、なぜ人は浮気をしてしまうのか？
原因は多種多様ですが、多くは性欲から発生する行動だと思います。次いで、寂しさや現実逃避があり、男性の中には「認められたい」と言うケースもあります。しかし基本的には離婚する気のない浮気が多いので、感情が深くなったり、不倫関係が長期化してとしても自力で離婚に進む人は少ないですね。特にW不倫ではお互いに事情を理解しているので離婚率は低いです。片方が独身の一般的な不倫では、女性が遊ばれる・振り回される男都合の関係が目立ちます。
（参照：妻が浮気、夫も浮気するが離婚しない）