武田邦彦が、公式チャンネル(武田邦彦の幸せ砂時計)で、参政党へのスタンスを普段より踏み込んで発言しています。
武田邦彦は、元々メディアへの露出が多く、参政党結党のはるか前から有名人であり、参政党に関係した人物の中で、最も知名度が高かったことは疑いないことです。それゆえ、党の広告塔として抜群の影響力を発揮しました。
彼が参政党を支持しているのを見て参政党に加わった人は非常に多かったと考えられ、現在も、彼が"まだ"参政党と関わりを持っていることで、党に問題があっても離党しないという判断を下している参政党員やサポーターはかなりいると考えられます。
特に、参政党の名を背負って参議院議員選挙の全国比例の候補として立ったことの、彼の支援者及び一般有権者への影響は絶大であったと考えられます。彼の言動により参政党は多くの票を獲得しました。武田邦彦は参政党が国政政党になることに極めて大きな貢献をした人物なのです。
よって、彼が党員であろうがなかろうが、党のアドバイザーであるかないかというレベルを超えて、参政党における武田邦彦の責任は極めて重いのです。まず、この点を見逃してはいけません。
そしてもう一つ、読者の皆さんに、この機会に思い起こしておいていただきたいのですが。
神谷宗幣が党員数を開示しないという判断を下す際、外部のアドバイザーから「そのようなアドバイスももらっている」と語っており、状況から、私はこのアドバイスを行った人物が武田邦彦であったことが強く疑われるということをくり返し指摘しています(本人はすでに忘却しているかもしれませんが・・・)。
参考記事
これらの実績、影響力などを含みおいていただいた上で、次の動画を見ていただくことにします。
武田先生🟠
— みなり (@minari_76) September 18, 2023
じゃあ、早く言わないと😅https://t.co/kryxZGMd2X pic.twitter.com/4tqJ7hQaJZ
この中で武田は、参政党について次のように語りました。
「今、問題になっているのは全然政策じゃありません。」(3分1秒)
「私が守るべきものは、参政党というものの政策を実行して、日本人が少しでも幸福になることなわけです。だから政策が変わってくると、僕も文句を言わなきゃいけないかもしれません。今のところ、一人ひとりの行動のうち、変な行動が見られる、それは確かです。確かですが、それによって参政党の、参政党全体ね、…参政党自体は別に同じ(個人の問題行動と党とは無関係)なんですよ」(3分46秒)
そして
「参政党が変質したらものを言います。必ず。だけどねえ、今んとこ見てもねえ、まあ、変質してないようだ‥」(5分20秒)
そして参政党に限らない、政治家一般について、と、前置きしつつも
「自分が良くなればいいと思って政治活動をやってる人もいます。歴然とそういう人もいます…」(10分26秒)
と述べ、参政党内に自らの利益のために政治的立場を利用している者がいることを把握している、と伝えています。
武田邦彦に苦情を上げている人々が問題視している人物には党の要人が相当数含まれることは想像に難くありません。普通の一般党員や運営党員に問題行動が見られたとしても、それを、観察することも注意することもできないところにいることがわかっている武田に、いちいち話を持って行ったりはしないからです。武田から注意してもらう以外に改善が見込めない人物を対象にしていると考えるのが自然です。
参政党内に留まって、党内改革を考えている人たちは、この武田のステイトメントを聞いて、どう思ったでしょうか。武田の認識が甘いこと、今後も党の改善が見込めないこと、少なくとも武田に期待はできないと考えたのではないでしょうか?
武田邦彦に限らず、党のアドバイザーや講師でやってくる人たちは、党内で辛酸を嘗めている人たちの気持ちなどわかりません。そんなこと、知ったことではない。
彼らは、周りからチヤホヤされ、党からお金を受け取りはするが、払うことは決してありません。武田も党から金を支払ってもらってはいるが、自分で党費を払ったことはありません。お願いされることはあっても、命令されることはありません。チラシ配りが当然の仕事だとみなされることはないのです。
そして、彼らにとって、自分に害が及んでこないことは、よく見てもいないし、他人事です。
「参政党のだれかれが、こういう行動をするとか、だれかれの考えと私とは違うとか、だれかれの考えは金儲けでやってんじゃないかと、その一つひとつは、あるいは正しいかもしれないし、あるいは間違っているかもしれません。」(3分6秒)
「…政策全体が変わったら、そん時、私どういう態度取るかわかんないけど、まあまあ、それはいけないっていうかもしれません…」(8分6秒)
参政党は自分に良くしてくれる商売相手なのであって、彼らは、高いところから見下ろして論評する域を超えて党に関わってはくれないということを、党員は、客観的に理解しておくべきでしょう。
どんな組織に所属していようとも、遠い存在に自分の願望を投影し「〇〇さまは、きっとわかってくださる。事実を知れば、きっと動いてくださる。それまでは我慢が必要だ。」などと思い込むなら、知らないうちに自分がカルト宗教の信者になっていたことに気づくべきなのです。
