以前に、こんな記事をエントリーしました。
今回は、元参政党員で、原告団の一人、小田原の杉山さんという方が、先ほど上げたYoutubeを取り上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=EHLGBdlCcFE
彼は動画の中で次のように語っています、最初の5分半ほどを要約します。
杉山さんと連絡を取っていた、友人の現役の参政党員は、運営党員で、これまで県連の選対のメンバーとして、一生懸命、演説をしたり、ビラ配りをしたり、ポスターを貼ったりしていた。
それが(最近)杉山さんと食事をしていたというだけでスパイ扱いされた。ろくな調査もしないで、まるでリンチ、共産主義者たちの粛清とまったく同じことをやっている。
2月8日の桜木町で街宣には人がたくさん来るので、気をつけてくださいね、という心配のメールを送っただけだったが、(参政党の)連絡網から出され蚊帳の外となった。これが参政党の実態。あいつ怪しいとなれば、バンしてしてしまえと。
これはエホバの証人の組織のやり方とそっくりです。杉山さんの話を聞いてすぐに思い出したのが、以下に示した、エホバの証人の排斥事件です。
http://www.jwic.info/franzbio.htm
長い文章なのでかいつまんで説明します。
レイモンド・フランズ(何十年もエホバの組織に仕えてきた。生活の基盤がエホバの組織の中にあり、老年になり組織の外に出されたら生活が成り立たない)が、すでにエホバの証人の組織から離れていたピーター・グレガーソンという人物と、食事をしたということだけで、組織から排斥されました。
レイモンド・フランズは処分が不当であることを上訴し、次のような言葉で、文章を締め括っています。
「もしあなた方が聖書から、ピーター・グレガーソンと食事をしたことが罪であることを示して頂けるなら、私は謙虚に神の前に私の罪を悔い改めることをお約束いたします。今までの所、私の尋問に当たった方々は、この聖書に基づく根拠を示さず、上に述べた雑誌(註※)からの引用のみを「権威」(審理委員長の使用した言葉)として来ました。私はクリスチャン会衆内の権威はすべて神の言葉から由来し、神の言葉に堅く基づいていなければならないと理解します。箴言17:15には「邪悪な者を義にかなっていると宣告し、義なる者を邪悪であると宣告する者-その両者ともエホバにとって忌むべきものである」と書いてあります。私は神にとって忌むべきものとなる積もりは全くなく、従ってこの事を非常に懸念しております。」
註※・・・雑誌「ものみの塔」のこと。
エホバの証人は、組織の外に出た人と食事をしたというだけで、ほとんど調査をせず人を罪に問い、疑わしきは罰し、組織から排斥してしまいます。その人が、それまで、何十年間にも亘って、時間も労力もお金も注ぎ込んで、組織に貢献してきたとしても、です。
そして一度排斥してしまうと、組織の中にいる人たちは、その人物と一切の連絡を取ることを禁じられます。もし、接触すると、今度は接触した人が排斥処分となるのです。
これはレイモンド・フランズだけが経験したことではありません。世界中の多くの元エホバの証人が経験してきたことなのです。
私は、参政党がカルトだという主張を、思いつきで言っているわけではありません。両方の組織の特徴をよく知る者として、その類似性を指摘しています。この二つの組織の成り立ち、その組織の考え方、指導者たちの立ち居振る舞い、それを構成する人たち、全てが極めてよく似ているのです。
これからも、参政党の中で、数百万の寄付をし、組織のために演説し、ビラを配り、ポスターを貼ってきた人たちが次々に”排斥”され、人間関係を絶たれ、泣くことになるでしょう。また、排斥されることで人間関係が断たれてしまうことが怖くて、渋々、この組織とつながり続ける、不本意な参政党員も増えていくことと思われます。
これは大きな悲劇であり、こうした人たちが、できるだけ傷が浅いうちに、組織から解放され、普通の人生を歩むことができるようになること、これが、私がブログを書いている理由の一つなのです。
