まず、コンサルティングにもいろいろな種類があることを知った上でないとこの結論は話せません。
大きく分けると、クライアントがある特定のノウハウ(ラーメン屋を成功させたノウハウとか)を求めていたり、特定の専門知識(会計、人事制度、法律、アメリカのファイナンシャル技術・・・など関する知識)を求めていたり、業務改善推進技術(クライアントの各部門から代表者を集め、そのメンバに検討させ、答えを導き出すことをコーディネイトするなど)を求めているなどいろいろな種類があります。

上記のようなタイプはコンサルタントの基本的能力(次回記述します)と知識や経験を積んでゆけばコンサルタントになることはできると考えてよいでしょう。

しかし、ここのタイトルで挙げた事業戦略コンサルタントというものは、その分野を狙ってる全世界の人々が散々考えた抜いたアイデアを超える発想/アイデアが必要になってきます。

つまり、ある意味天性のひらめきがないと、このレベルの発想は出てこないのです。

これは私のこれまで多くの人材を育成してきた経験からすると、残念ながらこの斬新な発想力は本人や回りの努力で解決できるものではないようです。

 ただ、こういう斬新な発想をする仲間や部下と一緒にチームを組み、補完する関係(例えば、一人は発想は斬新だが、論理的に書き上げるのが不得意。もう一人は斬新な発想はできないが、その発想が優れたものであると見抜けるセンスをもち、かつそれらを論理的な文章にまとめあげることができるというような関係)を保てれば、チームの一員として戦略コンサルティングを実施することは可能にはなります。

依頼するクライアントはこの発想力があるかどうかを見抜くことが重要です。
事業戦略は多くの競合が考えに考えた発想の上をいくものを出せなくては結局、成功はしないからです。

もし、誰でもこういった発想を必要とするコンサルタントに誰でもなれるという人がいれば、それは読者への迎合であるか、もしくは、自分が天才でないが故に、人の能力はそんなに違わないとしか、見えない人であると思います。

もし、イチローに幼少がらスイミングプールに行かせ、最高のコーチをつければ、金メダリストになれたでしょうか?
私は、もともと持っている天性(コンサルの場合発想する能力)を自ら楽しみ、思いっきり、出して初めてその能力は伸びてゆくと感じています。

だからこそ、こういう事業戦略には我々のようなある意味、変わった発想から始まり、数多くのビジネスを生み出し、大きくしたコンサルタントの存在価値があると思います。


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新規事業の場合は特に、どういう競合が後から参入してくるかを十分シビアな視点で考えておく必要があります。些細な差別化に溺れ、死滅していった企業を私たちは多く見てきました。事業をやってみる前から、よく考えれば、うまくいかないもの、他社に飲み込まれるものはわかりるものです。
私たちが参入障壁を考える時の基本はシンプルです。
「今始めようとしているビジネスを誰(どのプレーヤー企業)が、どのような戦略でやれば最強か」という想定です。その想定の後に、私たちのプレイヤーが立ち向かえるのか、住み分けられるのかを検討するのです。


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この前の記事では、ビジネスを論理的に書くことについて書いたが、ここではそのつづきを書きます。
2.ここでは1.で記載した、ビジネスの論理の完璧制だけでなく、これにさらに覆い被せる別の説得に関するロジックのテクニックがあるのです。
これは一言で言うと、こういうことです。その意味が理解できても、実際にそれをうまくやることは経験やセンスや読みが必要です。
では、一言で表現しましょう。それは「最終意志決定者が企画書を前にした時点のその企画に関する心理の想定と、その心理を最終的にどういう心理へ持って行くかの目標設定をし、その心理変遷が起こるようにビジネスの論理を保ちつつ、納得してもらうのに自然な心理的追い込みのロジックを設計し、文章を書いていく」ということです。

素直な言い方をすれば、いかに最終意志決定者にとってわかりやすい説明の流れを設計するかということであるし、別の言い方をすれば、正常な経営者であれば、私どもが提言している論理に追い込むことでもあるのです。こういう企画書はビジネスとしての倫理からも説明の論理からも逃げ道がないように作られているので、説明を聞いた意志決定者は、反論するにしてもそれなりの論理的な反論をしなければならなくなるわけです。

さて、そういう企画書を記載するにはどうすればいいかを簡単に説明します
1)まず、最終意志決定者がプレゼンテーションの席に座ったときの心理の中身を具体的に推定します。想像だけではなく、周囲からこの企画に関する日頃からの発言を聞いていればこれは簡単に想像できます。それを綺麗なセンテンスで書くのではなく、口語や心から漏れてくる具体的な言葉で表現しておきます。たとえば社長は「私はこのビジネス世の中で騒がれているほどうまくいかないだろうなぁ」というような表現です。
2)次にこのプレゼンが終了した時に、その意志決定者が思う理想の心理目標を決めます。これも上と同様に口語で記載します。「このビジネスこの方法だと自社なら大きく勝てるかもしれないなぁ。誰にこれをやらせよう」といった目標を設定します。
3)この1)から3)までに徐々に心理を変化させていく心理目標段階別の目標を作ります。
たとえば、1)の次の心理目標は「なになに、このビジネスは私が思っていたほどは悪いビジネスじゃなんんだな、しかし、規模はたいしたことないんじゃないのか?」などです。
4)そして、1)の心理から、その次の心理目標になるようにその間に文章を埋めて行くわけです。この繰り返しで、心理変化をさせていく企画書ができるわけです。

つねに心理を想定し、すこにわく疑問を想定し、答えていくというものが納得してもpらい、早く立ち上げるための企画書には必要です。


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