この前の記事では、ビジネスを論理的に書くことについて書いたが、ここではそのつづきを書きます。
2.ここでは1.で記載した、ビジネスの論理の完璧制だけでなく、これにさらに覆い被せる別の説得に関するロジックのテクニックがあるのです。
これは一言で言うと、こういうことです。その意味が理解できても、実際にそれをうまくやることは経験やセンスや読みが必要です。
では、一言で表現しましょう。それは「最終意志決定者が企画書を前にした時点のその企画に関する心理の想定と、その心理を最終的にどういう心理へ持って行くかの目標設定をし、その心理変遷が起こるようにビジネスの論理を保ちつつ、納得してもらうのに自然な心理的追い込みのロジックを設計し、文章を書いていく」ということです。

素直な言い方をすれば、いかに最終意志決定者にとってわかりやすい説明の流れを設計するかということであるし、別の言い方をすれば、正常な経営者であれば、私どもが提言している論理に追い込むことでもあるのです。こういう企画書はビジネスとしての倫理からも説明の論理からも逃げ道がないように作られているので、説明を聞いた意志決定者は、反論するにしてもそれなりの論理的な反論をしなければならなくなるわけです。

さて、そういう企画書を記載するにはどうすればいいかを簡単に説明します
1)まず、最終意志決定者がプレゼンテーションの席に座ったときの心理の中身を具体的に推定します。想像だけではなく、周囲からこの企画に関する日頃からの発言を聞いていればこれは簡単に想像できます。それを綺麗なセンテンスで書くのではなく、口語や心から漏れてくる具体的な言葉で表現しておきます。たとえば社長は「私はこのビジネス世の中で騒がれているほどうまくいかないだろうなぁ」というような表現です。
2)次にこのプレゼンが終了した時に、その意志決定者が思う理想の心理目標を決めます。これも上と同様に口語で記載します。「このビジネスこの方法だと自社なら大きく勝てるかもしれないなぁ。誰にこれをやらせよう」といった目標を設定します。
3)この1)から3)までに徐々に心理を変化させていく心理目標段階別の目標を作ります。
たとえば、1)の次の心理目標は「なになに、このビジネスは私が思っていたほどは悪いビジネスじゃなんんだな、しかし、規模はたいしたことないんじゃないのか?」などです。
4)そして、1)の心理から、その次の心理目標になるようにその間に文章を埋めて行くわけです。この繰り返しで、心理変化をさせていく企画書ができるわけです。

つねに心理を想定し、すこにわく疑問を想定し、答えていくというものが納得してもpらい、早く立ち上げるための企画書には必要です。


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