コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る -164ページ目

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

ちきりんさんという自称「"おちゃらけ社会派"ブロガー」の方が興味深い投稿 をされていました。


テーマはキャリアのVSOP。


V:20代はバラエティ
S:30代はスペシャリティ
O:40代はオリジナリティ
P:50代はパーソナリティ


の頭文字を取ってVSOPと言うのだそうです。


少し調べたところコンサルのVSOPという記事 もありましたので紹介します。

私も今はシニアコンサルとマネージャの間辺りにいるので、今のスペシャリティをどう育てていくか、どう今後オリジナリティを出していくかについて考えているところです。非常に納得感のある、またシンプルでわかりやすい考え方なので紹介をさせて頂きました。

少し古い記事 ですが、昨年からだいぶ日本でも話題になり始めたオープンエデュケーションについてです。


この記事はマサチューセッツ工科大学がオンライン課程を開始するとの記事ですが、インターネットの技術の進歩・普及により物理的な制約がなく一流の教育が受けられるようになるのは、本当に素晴らしいと思います。


開設されたMITのサイト を見てみましたが、すでに授業も始まっているようです。
電子工学という私にとってはとっつきにくいテーマですが、興味のある方はぜひエントリーしてみてください。

今週の東洋経済は「中高一貫校」の特集。

私も中高一貫教育であり、知人にも現在都立の有名な中高一貫校に通っている子もいるので、興味深く読んだ。


昔からそのコンセプトは変わっていないのかもしれないが、記事の中で中高一貫教育の目的として掲げられていたのが「リーダーの育成」。その為の語学であり、寮教育であり、躾であり、教養、そして受験対策というのは納得感を得るところがあった。


私立の場合はどうしても経営をしていくためにある程度の受験者数と入学者数を確保するために、投資を実績を作り、ブランディングをしていく必要があるが、公立の中高一貫は、その行政管轄地域の首長や教育委員会のトップが育てたい子を育てる仕組みになっているのだろう。


政治と教育というのは、誤った方向に行く可能性があるのは歴史的に見ても明らかである。

その為に私立という制度は必要なのだが、この経済不況において公立が注目されてしまうというのは、資本主義の弊害と言わざるを得ない。どこまで独立独歩の教育ができるかが、今後の公立一貫校の重要なポイントであるように思える。

さて、だいぶご無沙汰になってしまいましたが、コンサルの研修について書きたいと思います。
第3回のテーマは、「コアスキル」の研修について。


コンサルといっても当然ながら基礎力を固めること重要です。
この基礎力とは、思考力や伝える力、そしてチームで働く力と言えるでしょう。
これらの力は経済産業省の社会人基礎力と類似しています。


思考力はみなさんおなじみのロジカルシンキングやクリティカルシンキングといったものが挙げられます。
伝える力はプレゼンテーションやファシリテーションが該当します。


チームで働く力に関しては、若いときは協調力について理論ではなく実践(主に失敗体験)ベースで学びますが、ある程度年次を積むとチームを率いるリーダーシップとマネジメントシップについて学ぶ研修が多くなります。これは若いときから裁量の大きい仕事をするコンサルタント研修の特徴と言えるかと思います。



3月末に精神・肉体共に辛かったプロジェクトが終わり、4月の一週目は休暇と研修時間に当てました。
一つはPM系の研修、もう一つは英語コミュニケーションの研修です。


昨今、海外との協業や日本のお客様の海外展開をすることが多くなり、今後はこのようなグローバルコミュニケーションの受講機会が多くなるよう気がします。

世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)
世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書) 竹内 健

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著者は東芝に研究者として入社後、フラッシュメモリの開発に従事し、東芝在籍中にスタンフォードMBAに留学。

帰国後東芝勤務を経て、東大の准教授、現在は中央大学で教鞭を取られている。


本書では東芝という会社の風土や技術者がMBAを取る価値、またこれからの学生に求めることが著者の支店で書かれている。


特に印象深かったのは、教員になった竹内氏が、学生に対して厳しい躾をしている点。これは私が関わっているキャリアプログラムでも同じことをしているのだが、どんなに頭がよくても、力があっても、人間として当たり前のことができていなければ意味がないという点は、非常に共感を覚えた。


技術者の方に限らず、キャリアを考える上で参考になる一書である。

このオンラインストレージは、他のサービスに比べて脅威になるかもしれないですね。

今もっているGoogleアカウントが使え、かつ信用性・信頼性もも高い点が優位かと思います。


グーグルのオンラインストレージサービス、無料提供容量は5Gバイトか
CNET Japan 4月17日(火)7時32分配信


 The Next Webが米国時間4月16日に伝えた詳細情報によると、「Google Drive」が来週にもインターネットユーザーに提供開始される可能性があるという。

 うわさは以前から飛び交っているが、2012年3月に入り、GoogleがGoogle Driveと名付けられた同社独自のオンラインストレージおよびコラボレーションサービスを4月中に提供開始する予定であることが広く報じられた。

 この報道は、同サービスを魅力的にするさらなる詳細情報が今回明らかとなったことで、真実味を帯びてきたように思われる。例えば、これまで1GバイトとされていたGoogle Driveにおける無料提供のクラウド容量は、ユーザーあたり5Gバイトになるという。

 実際、全般的にはその方がずっと理にかなっている。Googleが、顧客にそれだけの容量を提供するためのリソースを持っていることは間違いなく、また、それだけの容量を提供すれば、競合他社と同等かそれ以上のサービスを提供することができる。

 「Dropbox」が提供する無料ストレージ容量はわずか2Gバイトだが、「iCloud」と「Box」はそれぞれ5Gバイトを無料で提供している(Boxはさらに、『iPad』やHPの『TouchPad』などのタブレットに対して同社が提供するプロモーションサービスの1つに該当するユーザー向けに、最大50Gバイトの無料クラウド容量を提供している)。

 おそらく、5Gバイトでは足りないGoogleユーザーは、料金を支払ってさらなる容量を使用することができるようになるだろう。

 正確な提供開始(または発表)日はまだ明らかにされていないが、来週半ばまでには動きがあるものと思われる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

循環思考
循環思考 横山 禎徳

東洋経済新報社 2012-03-30
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元マッキンゼーで現在は東京大学のEMPのコーディネートを担当している横山氏の最新刊。


社会システムデザインという言葉が、横山氏を表す代表的な言葉だと個人的には思っているが、本書はその「社会システム」を考える上での思考について書かれている。


著者は経営コンサルティングで使われるフレームワークや画一的な思考を否定し、世の中は要素・要素の結合・循環から動いているとの観点から、全体的に物事を見ること、とりわけ無関心領域にまで意識することの大事さを語っていた。私も問題解決をする上でどうしてもスコープを切る、前提を置くという考え方が染み付いてしまったなと本書を読んでつくづく感じた。


社会課題解決に興味のある方はぜひ読んでいただきたい。



3月の忙しさもやっと終わり、一休み中です。

3月に読んだ本を一部ご紹介します。


ハーバード・ビジネス・スクール 「生き方」と「働き方」の授業 2012年 04月号 [雑誌]/著者不明
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キャリアのノウハウ本ではなく、よりよいキャリア形成のためには思想・信念・哲学が大事であることがわかる。


IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)/冨山和彦
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企業の経営分析を行う上で、経済の知識が重要であることがわかる一書



99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ/河野 英太郎
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仕事の仕方を見直すことができる一書
180日でグローバル人材になる方法/天野 雅晴
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グローバル人材になるには「語学の壁」「ネットワークの壁」の2つを乗り越える必要がある
「愚直」論 私はこうして社長になった/樋口 泰行
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キャリアの節目で読んでいる本。今回で3-4回。愚直に何でもうやっていくこと。


歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理.../マーク・ブキャナン
¥882
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歴史を複雑系の科学から読み解こうとした一書。

巨象も踊る
巨象も踊る ルイス・V・ガースナー 山岡 洋一

日本経済新聞社 2002-12-02
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ジャック・ウェルチの本に引き続き、アメリカの偉大な経営者の一人であるガースナーのIBM再建の物語を読んだ。戦略、組織、オペレーションなど多岐にわたって書かれていたが、いくつか印象に残った文章を残しておきたい。



・ IBMはアメリカの至宝である。


・ IBMの再建はすべて、実行にかかっていた。P103


・ 顔が見えるリーダーシップ P310


興味深かったのは、マッキンゼーでキャリアをスタートしたガースナーがコンサルや投資銀行家の限界についても難解も言及されている点である。我々コンサルや投資銀行家はあくまで助言者であり、実行者・主体者ではない。真の改革をする者は内部のリーダーこそができる特権である。ということを彼は言いたかったのではないかなと思う。


本書を読んで組織を引っ張る上で大事なのは、

・ 理論(原理原則)であり、

・ その理論を実践に変える知恵であり、

・ ビジョンであり、

・ そのビジョンを体現する戦略であり、

・ その戦略を実行に移せるか(ガースナーは実行によってのみ差別化が図れると本書で述べている)である


そして「人」につきるのだろう。ガースナーはIBMを20年も持たせられる基盤を作った。そして次のCEOであるパルミサーノは後半の10年を請負い、そして今年新しい女性のリーダーであるロメッティにバトンを渡している。


ビジネス上のリーダーと組織を学ぶ上で最良の一書である。

ウィニング 勝利の経営
ウィニング 勝利の経営 ジャック・ウェルチ スージー・ウェルチ 斎藤 聖美

日本経済新聞社 2005-09-13
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GEの元CEOジャック・ウェルチの経営に関する指南書。

エキサイティングではなかったが、非常に示唆に富み、何回も読み返したくなる本だった。


ビジネスというゲームの中で、個人と企業が「勝つ」ためにはどうすればよいのか?

それを本書は教えてくれている。


私が感じたのは、勝つ為には本質を捉え、こだわること。そのためには考え抜くこと、そして状況を楽しむこと。

これができるかできないかが成功の分かれ目のような気がした。