【東洋経済】本当に強い中高一貫校 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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今週の東洋経済は「中高一貫校」の特集。

私も中高一貫教育であり、知人にも現在都立の有名な中高一貫校に通っている子もいるので、興味深く読んだ。


昔からそのコンセプトは変わっていないのかもしれないが、記事の中で中高一貫教育の目的として掲げられていたのが「リーダーの育成」。その為の語学であり、寮教育であり、躾であり、教養、そして受験対策というのは納得感を得るところがあった。


私立の場合はどうしても経営をしていくためにある程度の受験者数と入学者数を確保するために、投資を実績を作り、ブランディングをしていく必要があるが、公立の中高一貫は、その行政管轄地域の首長や教育委員会のトップが育てたい子を育てる仕組みになっているのだろう。


政治と教育というのは、誤った方向に行く可能性があるのは歴史的に見ても明らかである。

その為に私立という制度は必要なのだが、この経済不況において公立が注目されてしまうというのは、資本主義の弊害と言わざるを得ない。どこまで独立独歩の教育ができるかが、今後の公立一貫校の重要なポイントであるように思える。