複雑系レトリック~自営業白書~ -94ページ目

生涯学習という見えざる豆腐

以前、資格取得の自慢をするためにこのブログを作ったと申し上げましたが、実は今挑戦している資格はありません。というか、何をやっていいのか迷っている段階です。
私は以前とりあえず仕事で役に立ちそうなものをと考えてきました。輸出入をやっていますので通関士なども考えましたが、別段ないと困るわけでもなくモチベーションが沸いてきません。それで結局「人生を豊かにするような生涯学習をしよう」と考えるようになりました。

今欲しいと思っているのは法律の基礎知識です。
法律というのは生きていくためのルールだと思います。そしてビジネスや人生は法律というルールに則って行われる目的のないゲームではないでしょうか。
ルールを知らずにゲームをするのは非常に危険なことです。私は囲碁2段ですが実戦経験はほとんどありません。しかし、囲碁のルールを知らない人に負けることは絶対にありません

法律というルールは万民が守る必要がある一方で、万民が勉強できるような環境が整っていないのがミソです。これは逆の見方をすると、ルールを知っている人はそうでない人に比べてとても得をしているかもしれないということです。そう考えた時に「これは勉強せねば」と思うようになりました。

さて、実際に法律を勉強するといってもやはりある程度の目標が必要です。そこで関連する資格をいろいろと考えてみました。司法試験・司法書士・行政書士。

いずれも名だたる難関・・ちょっとやってみるというわけにはいかないような気が・・

妹が法学部に通っていますのでちょっと聞いてみました。
私:「弁護士ちゅーのは家で一人で勉強してなれるとか?」
妹:「ムリやろ」
 

だよね、だよね、だよね。私だってそのくらいのことは想像つきます。
しかし行政書士は半年くらい本気で勉強すれば受かる(妹談)のだそうですよ。コレダー!飽きっぽい私にとって半年という期間はちょうど良く感じられます。しかし行政書士っていったいなんだ?もうちょっと調査してみる必要があります。


写真は市原ぞうの国というところにいたカバです。今にもハラが地面に付きそう。目を細めて見るとうんこのようにも見えますね。しかしカバは全速力で走ると時速40キロ・・・モーリスグリーンでも追いつかれてしまうんです。人を見かけて判断してはいけないという良いお手本ですね。

囲碁2段

みなさんは囲碁のルールを知っていますか?
囲碁は簡単に言うと陣取りゲームです。もう石を置くところがなくなった時点で相手よりもたくさん陣地を持っていれば勝ちです。将棋は相手の親分(王将)をやっつけることが目的ですが、囲碁は「少しでも相手より多くシェアを占める」ことが目的なのです。
囲碁は打っている最中でも自分の陣地が相手よりも広いのかどうかを常に考える必要があり、ゲーム中盤で相手より陣地が狭い場合はある程度思い切った逆転策を採らなければ勝利できません。
逆に有利な場合は相手より一つでも多ければいいわけですから、わざわざ大差をつけるためにチャレンジをするのは危険です。
囲碁の強い人は一手の意味合いに深みがあるものだと思います。一つの石が攻め守りなど複数の役割を果たしているため相手としてはその手に対応するために複数の石が必要になります。その分だけ陣地を広げるためのロスが発生し、その隙に相手の陣地は広くなってしまいます。

これって何かににていると思いませんか?うろ覚えで恐縮ですが、福沢諭吉か誰かの言葉に「将棋は戦争だが、囲碁は経済である」というのがあります。まさに言い得て妙のすばらしい一言。
自分が置く石を投資と見なすと、その投資によって得られる陣地を利益と見なすことができます。囲碁である程度の陣地を得るためにはそれ相応の石数(投資)を置く必要がありますが、相手のほうが上手だったり安易な置き方をした場合はその石(投資)も含めてそっくり相手の陣地(利益)になる場合もあるのです。確実に陣地(利益)を得ようと考えた場合はなるべく少ない石(投資)で小さく堅実な拠点を作る必要があります。
これらの思想は人生やビジネスに通じるものがあると考えています。リスクとリターンを常に試算し、自分の目標に向かって計画を遂行してゆく高度な能力が必要とされます
 
私は今年5月ごろから約半年で2段を取得することができました。テレビ番組を見て応募するタイプの通信認定ですので多分まぐれだと思いますが。。。。目標としていた段位を達成したのでとりあえずもう認定問題はやっていませんが、囲碁はこれからもずっとやり続けると思います。
ちなみに主な対戦相手は彼女です。彼女もほぼ同時期に囲碁をはじめ、実力が拮抗しておりいい対戦相手です。

小遣い稼ぎはじめます

今もいくつかやっていますが、今回新たにディスカバリーネットをはじめました。
モトデが2,900円で翌日から入金があるとのことです。

青色申告

先日、青色申告の用紙が到着しました。会社にお勤めの方は経理部がやってくれたりするものですが、自営業者は基本的に自分で確定申告を行います。
青色申告はある程度の専門知識を身につけ、法にのっとった申告をするかわりに税金を安くしてもらうことができるのです。
専門知識といっても1ヶ月の勉強で身につく程度のもので、理解してしまえば決して難しいものではありません。私は今年暇にかまけて簿記三級を取得しましたが、青色申告する知識としてはこれで十分だと思います。

日本では所得税という呼び名で知られていますが、そもそも所得とは何でしょうか。辞書には「得をすること。もうけること。」と書いてあります。つまり儲かったら税金がかかるわけです。

儲け = 収入 - 経費

儲けというのは収入から経費を差し引いたものです。
たとえば100円の商品を仕入れて隣のオヤジに150円で売ったとするとあなたは50円儲かったことになります。この50円に対して課税されるのが所得税です。
しかしあなたがこの商品を仕入れる際、運送会社に100円支払っていたとすると運賃(経費)と仕入れ値を足したものが収入を上回ることになります。これでは赤字になってしまい、税金はかかりません。

収入(150)-仕入れ(100)-運賃(100)= -50(儲け)

現在、不況下の日本では固定費にあえいでいる企業がたくさんあります。そういったところは当然赤字経営が続くことになり、収入から費用を差し引いた「儲け」がマイナスになってしまうのです。儲けがないわけですから当然税金もかかりません。

外形標準課税というのを聞いたことがありますか?
これは簡単に言うと赤字企業でも税金を払わなければいけない方法です。現在、政府はこの方法を使って落ち込んでいる税収に歯止めをかけようとしています。今後は儲かっていなくても容赦なく税金を取られる可能性があるのです。

ビジネスの根本は利益を出すことですので、たとえば100人の社員を抱えて赤字を出す企業より、たった一人でも黒字になる企業のほうがはるかに優秀なのだと考えています


写真は話の内容とぜんぜん関係ありません。これは先日那須に旅行に行ったときに撮影したヤギのすごいぶら下がり画像です。体格に似合わない壮大なスケールに度肝をぬかれ、震える手でシャッターを切りました。

簡単な自己紹介

順序が逆になってしまいましたが、簡単に私の自己紹介をいたします。
現在28才の男性。ナマイキですが彼女と同棲しています。

仕事は2年ほど前にシステムエンジニアを辞した後、輸出入関連の仕事を自分で立ち上げましたので現在は自営業者です。

もともといろんなものにクビをつっこむのが好きなタチですが、今の仕事は実際の労働時間が短く、かなり自由な時間を持つことができます。
そのためあれやこれやといろいろと見つけてきては目標を設定しチャレンジしています。

今回ブログをやってみようと考えたのも、実際にこれらの課題に挑戦する経緯を掲載し、結果が出た際には心おきなく自慢をしたいと思ったからです。

また暇人ですので日々、どうでもいいことをじっくり考えたりもします。そういったトリビア的な無駄な努力の跡も掲載していきたいと考えています。