青色申告
先日、青色申告の用紙が到着しました。会社にお勤めの方は経理部がやってくれたりするものですが、自営業者は基本的に自分で確定申告を行います。青色申告はある程度の専門知識を身につけ、法にのっとった申告をするかわりに税金を安くしてもらうことができるのです。
専門知識といっても1ヶ月の勉強で身につく程度のもので、理解してしまえば決して難しいものではありません。私は今年暇にかまけて簿記三級を取得しましたが、青色申告する知識としてはこれで十分だと思います。
日本では所得税という呼び名で知られていますが、そもそも所得とは何でしょうか。辞書には「得をすること。もうけること。」と書いてあります。つまり儲かったら税金がかかるわけです。
儲け = 収入 - 経費
儲けというのは収入から経費を差し引いたものです。
たとえば100円の商品を仕入れて隣のオヤジに150円で売ったとするとあなたは50円儲かったことになります。この50円に対して課税されるのが所得税です。
しかしあなたがこの商品を仕入れる際、運送会社に100円支払っていたとすると運賃(経費)と仕入れ値を足したものが収入を上回ることになります。これでは赤字になってしまい、税金はかかりません。
収入(150)-仕入れ(100)-運賃(100)= -50(儲け)
現在、不況下の日本では固定費にあえいでいる企業がたくさんあります。そういったところは当然赤字経営が続くことになり、収入から費用を差し引いた「儲け」がマイナスになってしまうのです。儲けがないわけですから当然税金もかかりません。
外形標準課税というのを聞いたことがありますか?
これは簡単に言うと赤字企業でも税金を払わなければいけない方法です。現在、政府はこの方法を使って落ち込んでいる税収に歯止めをかけようとしています。今後は儲かっていなくても容赦なく税金を取られる可能性があるのです。
ビジネスの根本は利益を出すことですので、たとえば100人の社員を抱えて赤字を出す企業より、たった一人でも黒字になる企業のほうがはるかに優秀なのだと考えています。
写真は話の内容とぜんぜん関係ありません。これは先日那須に旅行に行ったときに撮影したヤギのすごいぶら下がり画像です。体格に似合わない壮大なスケールに度肝をぬかれ、震える手でシャッターを切りました。