複雑系レトリック~自営業白書~ -76ページ目

テリトリー

私は縄張り意識が非常に強いタイプの人間です。

まず、私は家にいるのが大好きです。もう出来れば少しだって外に出たくありません。スーパーインドア派なのです。
私はインドアの次にの中が大好きです。車にもドアがついていますので広義ではインドアですが。

この年で初心者マークをつけていますが車を運転しはじめたころは「なんてすばらしい乗り物なんだ」と思ったものです。
大きな音で音楽をかけていても誰にも迷惑がかかりませんし、大声で歌っても大丈夫なすばらしい空間です。

最近、トロピコというゲームのサントラがお気に入りでずっと車でかけています。スペイン語の歌詞は全然理解できませんが、適当に口真似で歌っています(イラスト参照)。

こういったスペースは私にとっては「自分の縄張り」です。外界との境界線は「玄関のドア」や「車のボディー」など非常に明確です。


逆に私が苦手なのは満員電車人が沢山いる場所です。
(特殊な趣向の方を除いて、満員電車が好きでしょうがないという人は少ないと思いますが)
近くに知らない人がいるとこっちが身構えてしまうんですね。相手のことを全く知りませんので、不信感を持っているのです。

実は、人間誰しもこういった縄張り意識を持っているものだと思います。

「人間だもの」と言う以前に「動物だもの」と私は言いたい。

満員電車はストレスの掃きだめだなんていう言葉がありますが、これはまさに縄張りを侵害しあっていることから生まれるものだと考えます。

もし相手が知っている人であればこのストレスはほとんど感じないと思います。それはあなたの縄張りに入っても差し支えない人物ということになります。
もっと極端な言い方をすると、満員電車でとなりに立ったオヤジのことをあなたがよく知りさえすればストレスは格段に減ると思うのです。(もちろん、知った結果さらに嫌いになる場合もありますが)

ここのところ、ブログって何だ?ということについて考える機会が増えてきました。
これまでのインターネットの掲示板とは異なり、ブログは「相手がどんな人か」というのを、ある程度知る手段があります。
私のところにコメントしてくださる皆さんは、ほぼ必ずご自分のブログURLをリンクされます。もちろん私も他所ではそうしています。

これまでにあった掲示板では、発言者がどのような背景を持った人物か知る手段は全くありません。そのため書き込みの短いセンテンスが相手を判断する唯一の手がかりだったわけです。これは場合によっては危険なことです。

しかし、ブログはそうではありませんね。相手のブログを読んで、プロフィールを見ることでその人の背景を沢山知ることが出来ます。さらに記事を読むことによってその人がどんな人か、かなり沢山の情報が得られるのです。

私がブログを始めた当初、コメント返しやコメントレスは「おつきあい」でやっているものと思っていました。しかし初めて一ヶ月ほどで考えが変わり、今ではコメント返しはある種の自己紹介だと思うようになりました。
ブログには自分はどんな人かという情報が沢山詰まっているのです。そこに導くことによってお互いを理解する筋道が築かれるのでしょう。

「読者登録システム」はアメーバブログの売りですね。このシステムで相手の所在を明確に知ることが出来ますし、読者登録しあったユーザー同士はもう「友達だ」といっても過言ではありません。
さらにこのようなネットワークが放射線状に広がる様を「アメーバ」と称しているのだと思います。
アメーバが細胞分裂するようにどんどんネットワークが増えていくのです。

つまりこのシステムはコミュニティの形成を期待して作られていると言えます。まぁ、その割には不足している機能が沢山あると思いますが、それでもこの試みは今のところ成功していると言えるでしょう。

課題は山積ですが、こういった人間くさいシステムはこれからも是非続いていってほしいものです。


ということで唐突に昨日の晩ご飯(笑


ヒラメのムニエルです。いやー失敗失敗。見た目はそうでもありませんが、味はちょっとアレでした。生クリームを切らしていて、強引に牛乳で作ったのが敗因です。もうしません。ごめんなさい。

人はパンのみに生きるに非ず

皆様。昨日の記事において、大変多くの方から暖かい応援と励ましのコメントを頂戴いたしました。私、コンプレクソロジストは皆様の期待に応えるべく、全力投球でがんばっていく覚悟で御座います。
また私の今後の成り行きをつぶさにご報告し「人間はいったいどのように成長するのか」ということをご覧頂きたいと考える、え~ 所存で御座います。
本当にありがとう御座います。

さて、時候のご挨拶はこのへんで(別に時候じゃないけど)。




この写真はおかずのポークソテーデミグラスソースです。トマトの上に乗っているのは焼いたメレンゲ。昨日はカルボナーラを作りましたので、卵白が余っていたんです。

さて、本題に参ります。

そう。パンです。


記事にも書きました通り、昨日私はスーパーに行って参りました。そして例の、そう例のドライイーストをきっちり入手!もちろん賞味期限のチェックは怠りません。ここは指さし確認が必要な局面です

「05.11.22」 ヨシ!!!(ビシッ)


そしてハカリも購入しました。ハカリって高いですね。3千円くらいしましたよ。


別にダイソーハカリは悪くありません。悪いのは私です。でも、ちょっと疑っちゃう
ごめんよダイソー。もう君は引退ね。お疲れ。


この新しいハカリは上に容器を置いた状態で表示をゼロにすることが出来ます。つまり容器の重さを考慮せずに材料の重さだけを表示させることができます。引き算と割り算が苦手な私にとってこの機能は重要です。


さあ、そろそろおっぱじめますよ。

材料は正確に計ります。デジタル表示ですから1gの誤差も見逃しませんよ。


250g ヨシッ!(指さし確認 ビシッ)


そしてイースト菌を専用容器に投入。このパン焼き機はイースト菌を後から入れて、ふっくらと仕上げる優れもの。専用のスプーンで一杯だけ入れます。
イースト菌・・・そう、このほろ苦い響き。イースト菌がしっかり働いてくれるように呪文でも唱えたくなるところです。

ドルゴルスレンダグワドルジ・・ドルゴルスレンダグワドルジ・・ドルゴルスレンダグワドルジ

全て、君達にかかっているんだよぉ!!!がんばっておくれよ!!がんばっておくれよ!!

そして発射ボタン押下!!どんどこいやぁーーおらぁーー!!

ゴウゴウゴウゴウ

そして待つこと4時間!ピーピー鳴りました。鳴りましたとも。

では皆さん、開けますけど、いいですか?開けますよ!

ふと、モチが私の脳裏をよぎります。

アレ?パン作ってんだからモチなんて関係ないのに。人間って不思議。



























パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ、パンだ!!

これ、パンですよね。パンですよ。あなた。




まだ彼女が帰ってきていなかったので、たった一人で踊りだす私。ちなみに私がその時に選択したダンスはランバダです。

昨日多大なるご心配を頂いた皆さん。私やりましたわ。ついにパンを手に入れました。
長い長いこの2日間・・・私は君に会うためだけに生きてきた。ミトンをはめた両の手で、この愛しいパンを抱きしめます。きっと子供が生まれたらこんな気持ちだろうな・・



彼女が帰ってきたのは12時半。まじ、お疲れ様です。大丈夫?

それで二人で早速頂きました。


こ・・こ・・これは・・・

ンーーもう サイコーーーーーーー

うまうまうまうまうまっぁぁぁ




ちゃんとレビューいたしますと、これは食パンではありません。食パンを超えています。
スーパーやコンビニで売っている、8枚切り6枚切りの食パンとは全く違う香ばしさです。ふわふわ感はもちろんのこと、ミミがそーとーウマイ。
パン屋のパンにだって引けをとりません。いい勝負です。

とにかく香ばしさですね。フレーバーです。すごい!
パンがそんな好きじゃない方でも、これを食べれば「なるほどねぇ」くらいは思うはずです。西洋人はこんなものを主食にしていて気が知れないと思っている方、これを食べると西洋人の気持ちが理解できます。
はっきり言って、これはいくらでも食べられます。

さぁさぁ、購入を検討している皆さん。私は感動のありたけをお伝えしましたよ。最後に決断するのは誰あろう、あなたご自身です。うまいパンはあなたの目の前までやってきましたよ。あとはそれに手を伸ばすだけです!


ところで昨日の記事で、月一万円以上をパンにかけるというska@ヒトのにくさんから、実際にどのくらいの原価でパンが焼けるのかというご質問を頂きました。

まず本体ですが、私が買ってもらったホームベーカリは1万6千円くらいのお値段でした。これは1斤だけ焼くことができますが、2斤焼けるやつもありました。確か2万5千円くらいだったと思います。

パン1斤焼くために必要な材料は
強力粉  250g
バター   10g
砂糖    17g
スキムミルク 6g
塩      5g
水    180ml
イースト   2.8g


です。ちょっとそれぞれの原価がすぐに分からないので金額は出せませんが、100円くらいじゃないかなーと思います。(←てきとう)
強力粉は1kgで売ってますが、だいたい250円くらいでしょうか。1/4を使用しますので60円ほど。あとはだいたい全部あわせても40円程度というのはいい線だと思います。
あとは電気代ですが、これはもう全然無頓着なので計算できません。

メーカーページはこちら
動画での商品説明なんかもあるみたいです。




<ポークソテーのデミグラスソース レシピ>

材料  豚ロース(とんかつのやつ)  マッシュルーム たまねぎ

調味料 粉のデミグラス コンソメ トマトピューレ バルサミコ酢 はちみつ にんにくおろし しょうがおろし

豚ロースはオレガノと胡椒をふって、小麦粉をまぶしました。一旦強火で表面を焼いて中火で中まで火を通します。
ソースはまず多めのオリーブオイルでしょうがとニンニクを炒めます。香りが出てきたらタマネギを炒めます。必殺のきつね色になるまで。途中でマッシュルームを入れてこれも適当に炒めます。
コンソメスープを入れて、あと全ての材料を投入。量が少なくなるまで煮込みます。
なんかいろいろレシピ集をサーフしてたら、こういうものにとろみをつけるときにコーンスターチを使うらしいですね。前に一度使ったことがありましたが、どうやら私は使い方を間違えていたらしい。。。。小麦粉みたいに使ってました。

パンが焼けました

昨日の記事でご紹介したとおり、私はめでたくパン焼き器(ホームベーカリー)を入手いたしました。写真はパンと一緒に食べるために作ったアスパラ入りのカルボナーラです。こいつぁ得意料理なんですよ。





ホームベーカリーの使い方はとても簡単です。材料を全部ぶち込み、スイッチを入れるだけ!!!なんてこった!!科学の子!!

たったこれだけでほかほかの焼きたてパンが食べられるというのですから、世の中チョロイもんです。

作ることのできるパンは基本的に食パンの形で一斤です。四角いパンが出来るんですね。
個人的にはやわらかいブールが好きなのですが、こういうのを作る方法もちゃんと用意されています。とはいえ生地の状態で止めて、あとはオーブンで焼いてね!というもので、さすがにそこまで全自動とはいきません。
私としても別に四角くても全然かまいません。うまいパンが食いてぇ!それが全てです。

帰宅して昨日の記事を書き、ひとしきりみなさんのブログをサーフしてから早速パン焼き開始。

右も左も分かりませんので当然ここは説明書を読みながらの作業です。小麦粉はカップで計ってはいけないらしいです。つまり体積ではなくて重さで計れということですね。
自慢じゃありませんが、私は非常に素直です。言われたとおりにしてやろうじゃありませんか。

体重計以外でウチにあるものは、ダイソーの100円で購入した非常にショボい計りのみ。まぁでも用は足すだろうとこれで正確に計った小麦粉を投入します。
ちょっとスキムミルクがありませんでしたので牛乳で代用しました。代用する場合は水の分量を変える必要がありますが、このやりかたもちゃんと説明書に記載されています。安心。

そしてどきどきしながらスイッチを押します。ピ

昨日も書きましたが、思っていたよりはるかに小さい音で駆動しています。このくらいだったら私は全然平気です。当初は脱水機のようなものを想像していたので、逆の意味で期待はずれだったわけです。うれしい誤算じゃありませんか。
まだかなーまだかなー はよ焼けろ

そして・・8時 その時がやってきました。ピピピピ言って猛烈アピールしています。かわいいやつめ。

さあ、出来上がりですよ!!!!


このマシーンにはドライイーストを一番良いタイミングで自動投入する機能が付いています。そのため、他のホームベーカリーと比較してパンがふっくらと仕上がるのが売りです。
ふっくらと焼き上がり、パン焼きケースから3センチほど上にはみだすというキャッチーなふれこみ!ステキです!ステキです!これがなかったら私は他の製品を選択していたことでしょう。

私はホームベーカリーの蓋を開けます。感動の一瞬!!!

・・・・・

あら?3センチはみ出してない。
ていうかパンが見えんとです

仕方なく上から覗いてみました。

























モチ?




あ、何だっけ、これ。モチだっけ?コレ。へーへー、そっかそっか。


頭の中で大岡越前のエンディングテーマが鳴り響きます。んーん~んんんんん~んん~


そしてこれが裏側。








・・・・・失敗しました。全自動なのに・・・・完全に私の負けです




屈辱です。一応機械には強いほうなのに。小さいときはロボットを作る人になりたかったのに。

はっきり言って相当ヘコみました。2005年最初のヘコみイベントが到来しました。

まさか食パンを全自動で作る機械でモチが出来てしまうなんて。スパゲッティーとの相性最悪。




というかこれなら私が作ったパンと互角です。全自動の意味がわかりません。一応手が汚れないっていうメリットはありますが。
なんなんだ一体。昨日の記事で「すでに家族の一員であるかのような信頼感と愛着が芽生えつつあります。」とか書いたばっかりなのに。
そしてこの写真を撮影する瞬間の虚無感といったらありません。なにものにも例えがたい感情です。


しかしとりあえずいただきましょう。食べ物(?)を粗末にしてはいけません。

食感は非常にモッサリしており、そうですね、たとえて言うと・・難しいですね。
まぁ例えるとモチですかね。
それでいて一応、パンの味がします。そりゃそうですね。パンの材料を入れていますから。

彼女は微妙にウケながらも私を励ましてくれます。
彼女 「味はおいしいよ。私嫌いじゃないよ。」
どうですか。なんていい子なんでしょう。


さらにこのパンは見た目では想像ができないほど重たいんです。ずしーんときます。そうですね、たとえて言うと・・
難しいですが、たとえて言うとモチですかね。


ちょっと残ってしまいましたが、それでも私たちはほとんど全部食べました(残ったやつは今日食べます)。
ものすごい腹がいっぱいです。満腹なのに虚しいという奇妙な物語です。

しかし、私にはまだ明日があります。未来があります。
明日へ向かって一歩を踏み出すためには今回の敗因を分析する必要があるでしょう。

まず、ダイソーの計りを疑いました。100円ですから!

私  「やっぱダイソーの計りは適当なのかなー」
彼女 「そうかもね、買ったほうがいいかもね」


私はすぐに翌日買いに行く決心をしました。ダイソーめ!!

しかしタバコーヒー(タバコとコーヒー)している時にふと思います。もしかして説明書のFAQになんか書いてないかな?
いやーありましたありました。すばらしい。







この写真は私が作ったモチにそっくりですね。しかしこんなそっくりな写真を掲載されると逆に腹がたちます。
そしてこの写真の横には問題点と解決方法が記載されています。

保存状態が悪いものや賞味期限切れのドライイーストを使って発酵力が弱くなっていませんか?

あ、そうか。そーいやイーストって菌なんだよね。そうだよね。そうだよね。

私は使ったドライイーストを確認しました。





02.8.16

・・・・・

02?02って2002年のことでSKY?


イースト菌 すでに全滅

すみませんでした。私が悪かったです。ダイソーは何も悪くありません。とりあえず今日はドライイーストを買いに行きます。そして今日もまた私はパンを焼くことでしょう。

否!パンを焼くのは私ではありません。
新しい家族の一員「ナショナルホームベーカリーSD-BT103」が焼くのです。


今日は記事が非常に長くなりましたのでレシピは省略致します。

買ってもらいました 寿

衝動的にすばやく行動することを信条としている私は、早速ホームベーカリー買ってもらいました。うれしい!!

買ってくれたのは同棲している彼女です。最近読者登録をしてくださった方のために敢えてお断りしておきますが、私の職業はヒモではありません

最近彼女が非常に忙しいので、基本的に私が料理を担当しているのです。
それで「おつかれ、ありがとう」という彼女の気持ちと、ちょっと早いですがバレンタインのプレゼントということで買ってもらいました。(変なカップル)

そもそも、ホームベーカリというのはパンを焼くマシーンです。きっかけというか、欲しくなった動機はこの記事をご覧ください。

ヤマダ電機で「あ、ポイントは貯めます」とか言いながら買ってもらい、早速家で荷解きをしました。(写真参照)
そしてもう今既にゴウゴウゴウゴウゴウゴウと唸っています。私が想像していたよりははるかに静かです。

美しい流線型のフォルムに高い静粛性と安全性。そしてエンジンは軽やかなトルクとなめらかな生地作りの両面を併せ持ったミッドシップ80ワットのモーターを搭載し、370ワットの強力ヒーターで快適なモダンキッチンクルージングを演出。人間工学に基づいたハンドルデザインは何度パンを焼いてもあなたを疲れさせることがありません。

でも、適当に動いているんじゃないかと思うほど止まったり動いたりを繰り返しています。「あ、止まった」と思ったら思い出したかのようにまたゴウゴウゴウゴウと仰っています。
こういう人間クサイ機械は大好きです。すでに家族の一員であるかのような信頼感と愛着が芽生えつつあります。

焼きあがるのは8時くらいなるらしいですが、今から出来上がりが楽しみです。


私は今まで、6回くらいパンにチャレンジしましたが、成功したのはカレーパンくらいのもんです。カレーパンは最後に揚げますので様子を見ながら調理ができます。

パンは本当に難しい。計りながらやらないとだめよってことなんで計りながらやるんですが、やっぱりうまくいきません。
パン屋ってすげーなーと常々思うのです。

そんな私に微笑んでくれたのはこのナショナルホームベーカリーSD-BT103でした。我が家の救世主の働きぶりは、また明日にでもご報告したいと思います。

大豆カレー!!ペプチド

昨日の晩ご飯は大豆カレーでした。節分ですからね。1日ずれている気もしますが。

インド料理(スリランカかも)にはダルカレーというカレーがありまして、彼女がこれをこよなく愛しています。
ダルカレーダルというのがいったいどんな豆なのかよく知りません。レンズ豆とかいうやつだったような気がします。

まぁでも大豆でもおいしくできました。

ということでおなじみ大豆さんのブログのこの記事にちなんだお話をしたいと思います。



私が通っていた高校は、学区内では最も優秀な県立高校でした。私が合格したのもマグレのようなものです。
まず最初に入学したときに教わるのが「校風」です。ズバリ

質実剛健・文武両道

いきなりそんなこと言われても・・。
早い話が、非常に古風で伝統を重んじる学校だったわけです。
なんと校則でゲタ通学を許可している学校です。ゲタってあの下駄ですよ。からんころん。
こういった校則を設けている学校は全国にも数校しかないと先生たちは自慢していましたが、そこは自慢するところではありません。
でもサンダルは禁止です。同じやんか。意味分かりません。

しかし全校生徒400人もいると、中には本気で履いてくるやつがいるんですね。世の中というのは不可解なことが山ほどあります。
学年でだいたい2人くらいはゲタで通学していました。中には一人だけ、なんと鉄ゲタを履いて通学しているやつがいました。あんた・・鉄ゲタって・・スーパーサイヤ人でも目指してるんですか。

つまりあれです。質実剛健=ゲタみたいな安直で貧弱な発想で決めた校則なんだと思います。


入学して1ヶ月ほどで全員参加の研修旅行が開催されます。そこでは学校の応援団が新一年生をシゴいて、校歌と応援歌を強引に大声で歌わせるという不思議な儀式が行われます。しかも三日がかり(笑)

応援団 「声がちいさーい」

全員ノドがからからになるまで歌わされます。研修旅行までに校歌と応援歌を覚えてこなかったりしたらもう大変です。

応援団 「おまえ覚えとらんかろうが。なんでちゃんと覚えてこんとかちゃぁぁあ!!」(←すげー声でかい)

このまるでライオンのような連中にいきなりここまでの権限を与えてしまうすごい高校です。これはほとんどあやしい社会人研修です。



そんな母校には三大苦と呼ばれるイベントがありました。三大苦ってあんた・・・

1.マラソン大会
2.寒稽古
3.耐暑行進


まぁ、1と2はやっている学校も多いかもしれません。今時の学校は寒稽古なんかしないと思いますが。
中でも3の耐暑行進というやつが、本当に苦なのです。

これは字面からはわかりにくいでしょうから少し解説しますが、簡単に言うと「南国九州の激熱な夏に60キロの距離を丸一日かけて歩きたおす」という、まるで修験道行者のようなことを強制全員参加で行うイベントです。

イベントという言葉があまりにも似合いません。これは修行なんです。

「60キロ、へへー」と思いました?ちょっとまってください。車でばっちり1時間かかる距離ですよ。人間が歩く速度が時速4km程度ですから、平坦な道でも15時間かかる計算です。
しかもこの道は山あり谷啓の修行コース。やってみると分かりますが、山登りなどの経験がない普通の人にとっては相当しんどいです。

朝方出発しますが夕方ごろになってくるとだいたいデブ集団が脱落します。体重がありすぎるとこの修行はまず無理です。
「もう歩けんとです」などとヒロシばりの発言を残して一人、二人と消えていきます。
修行とはいえ彼らが山に捨てられるなんていうことはありません、さすがに。
先生の車で家に送り届けられるのです。

私は幸いにも車に乗ることはありませんでしたが、きっと乗った人は心底情けない思いをしたことでしょう。まるで人生の縮図であるかのように感じたに違いありません。

そんなこんなで真夜中に山奥の変な小学校に到着し、仮眠をとります。3時間くらい。
まぁ普通は眠れませんよ。疲れすぎると眠れません。
そして日が昇るとまた今度は学校に向かって帰途につきます。

もうこれが本当にしんどいのです。

ところどころから「もう殺してくれぇ~」という声まで聞こえるありさまです。

足にはマメができるし飲み物はなくなるし17歳の子供にとっては「あ、おれもう死ぬかもな」と思える初めての体験となりました。


こんな変な高校ですが、なんと私はここで生徒会の副会長をやっていました(笑。
地域有数の進学校で副会長とは!と思ったあなた。勘違いしないでください。
私は約400人中 360番をマークしたことのある不真面目学生でした。

そして見事卒業した私は見事、質実剛健じゃない人間になりました。不思議!
でも現在の私は武術やペン字や速読をやっていますので、そういう意味ではプチ文武両道かも。なんか相手の思った通りになっているようでちょっとシャクにさわりますね。




<ダルカレー 大豆版 レシピ>

材料  タマネギ 大豆 マイタケ (適当でおねがいします)

調味料 にんにくみじん しょうがみじん コンソメスープ 蜂蜜 カレー粉(ルーじゃなくて粉のほうが私は好き) トマトピューレ ワインビネガー レモン汁 クリームチーズ 胡椒 ハーブいろいろ


大豆は煮たやつを買っていましたが、生の場合はどうするんですか?煮るんですよねやっぱ。
ニンニクとショウガをオリーブオイルで炒めます。香りが出てきたらタマネギのみじん切り投入。きつね色になるまで炒めてください。
そんなこと言っていますが、私はきつね色がどんな色か知りません。狐は近所で見ませんから、適当に茶色の手前くらいですかね?きつね色とかいうのわかりにくいのでやめてほしいです。

マイタケを入れて少し炒めます。コンソメスープを多めに入れて大豆投入。
そんであとは全部ぶちこんで煮込みます。個人的に大豆がばらばらになったほうが好きなものでつぶしましたが、そのままでもいいと思います。

それで量が半分くらいになるまで煮込んでください。そしたら小麦粉なんて入れなくても十分なとろみが出ます。なんでか分かりませんが。