
特に使用頻度の多い、水まわりやリビングなどの生活の中心になるスペースを上手に改良していくことで、とても暮らしやすくなります。
もちろん、動線や収納についてしっかりと検討し、「必要なもの」を詰め込んで、理想の住まいを実現させるというのは大規模リフォームでは必要不可欠なやり方だと思います。
ところが、収納や動線だけが家の味わいという訳ではありません。
少し「遊び」の要素を加えてあげることで、家は「あなたらしさ」を表現する空間になることもあるのです。
その1つに、吹き抜けをつくるという方法があります。
吹き抜けの空間というのは、その分使用できる床面積が減ることになります。先ほどお話した、収納や動線といった要素とはまったく別のものになります。
ところが、この一見無駄なスペースが絶妙な味付けになることがあるのです。
たとえば、吹き抜けをつくることで天井の高さは格段に高くなります。そのことだけでも開放感が得られるでしょうし、さらに2階の窓から明かりをとることができるようになりますから、1階の部屋(特にリビングなど)をぐっと明るくすることができるでしょう。
また、玄関部分の上を吹き抜けにしてあげると、ホールの空間の容積が増えて、家がぐっと立派になったように見えるでしょう。そこに用いる素材などにこだわれば、他の家とはまったく違った空間も演出できるかもしれません。
もちろん、吹き抜けをつくることで、空調の計画をしっかりと考えてあげないといけなかったり、限られた床面積の中では、もったいないということもあるかもしれません。
ただ、上手にプランニングすれば1階2階とをつなぐ3次元的な面白いプランができたりもします。
「吹き抜けをつくりたい」と吹き抜けありきで要望を出すべきだというのではありませんが、大規模リフォームだからこそ、そういった方法もとれるかもしれない、と知っておいた方が良いでしょう。
大規模リフォームには、大きな可能性があるのです。
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