FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -99ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

29日午後の東京外国為替市場は、対円相場が本日の高値圏へ

切り返して来ている。


日経平均株価が大幅下落となったことから、序盤こそ上値の

重さが感じられたが、海外時間に控えている第4四半期

米GDP速報値を前にポジション調整の動きが見られており、

短期筋を中心に円売り優勢となっている。


また、16:00に発表された1月英ネーションワイド住宅価格指数が

市場予想を大きく上回る数字(予想:前月比+0.3% 

結果:前月比+1.0%)となっており、英ポンド円の上昇が対円相場の

サポート要因となったようだ。


但し、目先の海外時間は、加GDPや米景気関連指標の発表が

多数控えており、波乱含みと言える。

特に米ドル円は、一目均衡表で見る転換線(90.50)を終値ベースで

乗り越えられるかどうかがポイントか。仮に乗り越えれば調整一巡と見て、

来週以降上昇に弾みがつく可能性があるが、逆に安値更新となれば

下降トレンド継続との見方から、下値余地が大きく広がるだろう。



29日午前の東京外国為替市場は円買い優勢の展開。


日経平均株価が前日比100円超の下落で寄り付いた後、

更に下げ幅を拡大させるとリスク回避の円買いが進んだ。


豪ドル円の80.00円割れ(安値:79.65円)やユーロ円の125.00円割れ

(安値:124.81円)等、複数の通貨ペアでの大台割れが確認されると、

円買いの流れに拍車が掛った。


特にユーロ円の125.00円割れは実に9ヵ月振りの出来事ということも

あり市場参加者へのインパクトが大きく、ギリシャの財政問題と併せて

ユーロ円の下落リスク拡大を懸念する声が増えている。


日足ベースでみるとソーサートップを完成させており、やや長期的な

視点にたてば昨年1月の安値(112.07)を試す展開へ繋がる可能性が

高まったといえそうだ。



28日の欧米市場は再び円買い気配での推移となった。


ギリシャ問題や欧米株式市場の下落を受けてリスク回避の

流れが起こったことや、米耐久財受注(予想2.0% 結果0.3%)を

悪材料とした流れも米ドル円、クロス円に売りをもたらした模様。


バーナンキFRB議長の再任も市場の予想通りだったことで

材料視はされなかったようだ。

昨日のFOMC声明文から一転下値を試す展開となったことで、

テクニカル面で下落トレンドが再び形成され、特にユーロ円などは

直近の安値を割り込んでいることから、下値余地が拡大している

との声も挙がっている。件のユーロ円に関し、現状では2009年4月の

安値124.37円が目前に迫っているがこちらを割り込むと、

一足飛びに120円台も視野に入るため注意が必要だ。