FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -94ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

8日東京午後の為替相場は、全般的に方向感に欠ける展開。

英国債格下げに関する報道を受けて、英ポンドが売り込まれる

場面があったが、以前から指摘されていた話題でもあり、

一方的な動きとはならなかった。

その他のクロス円各通貨は、新規の取引材料が不足するなかで、

ユーロ圏の財政問題を懸念する声が高まっており、

全般的に上値の重い推移。アジア株も全般的に冴えない動き

となっており、リスクに対する警戒感は強まったままのようだ。

アジア時間は、欧米勢の出方を見極めたいとの声も多かったため、

様子見ムードが強まったが、欧州序盤では豪ドルなどを中心に

反発する動きもみられており、米国タイムへ向けたマーケットの

反応を見極めたいところだ。

8日午前の東京外国為替市場、週明けの東京市場は

手掛かり材料難の中、全体としてやや軟調な動き。

豪資源会社が中国と過去最大級となる 5兆円もの石炭輸出契約を

行ったと、この週末に報じられたが、豪ドル買いの支援材料とは

ならなかった。

中国の資源需要の旺盛さもリスクテイクの動きにはつながらなかった

といえる。

また、株式市場は日本をはじめ、アジアの株式は前日比で

ややマイナスの状況で推移している。

為替マーケットの潮流はリスク回避の動きに敏感になっており、

消去法的に円や米ドルが買われる地合いは継続しそうだ。

今週の外為市場は方向感のない展開が予想される。

注目されていた週末のG7では、中国元の切り上げや

オバマショックで俄然注目されている金融機関の自己取引規制など

について議論される可能性が指摘されていたが、実際はギリシャの

財政不安や中国経済の景気過熱感について議論するにとどまり、

特段材料視される内容ではなかった。

今週は旧正月ということでアジア時間では商いの薄い状況と

なりやすいが、売りに過剰反応しやすいEU信用不安、

そのほか米国小売大手(コカコーラ等)や欧州金融機関

(UBSやクレディ・スイス)の決算発表に注視していく

展開となるだろう。

IMM通貨先物の発表では資源国通貨の買い越し減少が

目立っているが、その中でも特に豪ドル円は2009年10月、

ドバイショック、そして今回一旦下げ止まったポイントがほぼ

同水準ということで、76円前半では買われやすい状況が

生まれているが、11日発表予定の豪失業率如何によっては

その動きに変化が出てくる可能性には注意しておきたい。