FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -84ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

2日午前の東京外国為替市場は、各通貨小幅な値動きに留まっている。

朝方発表された本邦雇用統計は、強弱入り混じった内容

(失業率:予想5.1%⇒結果4.9%、有効求人倍率:予想0.47⇒結果0.46)

となり、相場への影響は限定的となった。

一方、9:30に発表された1月豪小売売上高(前月比)が市場予想を

大きく上回り一時豪ドル円が上昇する場面も見られたが、

同時に発表された1月住宅建設許可件数が弱い内容となったことから

上値余地は限定的となり、再び80円台前半へ押し戻される格好となった。

既にマーケットの注目は豪RBA金融政策決定会合に移っているが、

前回同様、今回も利上げの有無が最大の焦点となりそうだ。

利上げの効果を見極めたい通貨当局に対し、市場は追加利上げを

70%近く織り込む形となっている。

仮に据え置きが決定されれば先月同様の急落を招く可能性があるため、

注意したいところ。その他の対円相場に関してはギリシャ関連のニュースが

鍵を握りそうだ。

EUがギリシャに対して、数日以内に財政再建策を提示するよう求めた事に対し、

ギリシャは3日に閣議を開く予定となっている。具体的な歳出削減策が

提示されればリスク許容度の改善に繋がるだろうが、当面は慎重な取引が続きそうだ。

1日欧米時間の為替相場では、英ポンドの下落が強まる展開。


5月に行われる見通しとなっている英総選挙に対する不透明感、

ユーロの次は英ポンドの危機が問題となるとの一部報道が、

英ポンド売りを加速させた模様だ。


また、英保健大手プルデンシャルによる米AIGのアジア部門買収の

ニュースも、英ポンドの重石となったようだ。

英ポンド円は、約一年ぶりの安値圏となる132.00円まで安値を更新。

値ごろ感から2円近くも買い戻される場面もあったが、すぐに失速し

133円台半ばまで押し戻されている。


この動きを受けたユーロ円も、120円割れ寸前(安値:120.04)まで

下落するなど軟調な推移。不透明さを増すギリシャ救済の報道で

揺れるなか、ユーロに対する売り圧力が徐々に強まっているようだ。


ユーロ不安に関しては、同じ欧州通貨である英ポンドにも

その不安が波及する兆候が見られており、欧州通貨の動向には

細心の注意が必要となりそうだ。


その他のクロス円各通貨と米ドル円は全般的に方向感を欠く展開。

商品相場はやや弱い流れとなったが、株式市場はしっかりの推移となり、

一方的な展開とはならなかったようだ。


このあとアジア時間には、利上が予想されているRBA(豪準備銀行)

政策金利発表が日本時間の12時30分に予定されており、

マーケットの警戒感が徐々に強まっている。


1日午前の東京外国為替市場、対円相場は前週末と比較して

小幅高で推移している。

中国の1月PMI製造業指数(予想:55.2 結果52.0)が市場予想を

下回った事を背景に、一時リスク回避の円買いが見られたものの

影響は限定的。

一方で白川日銀総裁が、極めて緩和的な金融政策を持続すると

改めて表明したことで、各通貨下値を支えられる形となったようだ。

アジア圏株価も軒並み小幅高で推移しており、目先的にも小じっかりの

動きとなりそうだ。しかしながら、英ポンド円については引き続き下値リスクに

留意したい。

追加金融緩和への思惑や政局不安に加え、英保険プルデンシャルが

米AIGグループのアジア部門を買収するとの報道が動意づけとなっており、

本日も年初来安値を更新する展開となっている。

依然として英ポンド売り材料に反応しやすい相場つきとなっており、

約1年ぶりの安値水準である131.47円トライの可能性もあるだろう。