1日欧米時間の為替相場では、英ポンドの下落が強まる展開。
5月に行われる見通しとなっている英総選挙に対する不透明感、
ユーロの次は英ポンドの危機が問題となるとの一部報道が、
英ポンド売りを加速させた模様だ。
また、英保健大手プルデンシャルによる米AIGのアジア部門買収の
ニュースも、英ポンドの重石となったようだ。
英ポンド円は、約一年ぶりの安値圏となる132.00円まで安値を更新。
値ごろ感から2円近くも買い戻される場面もあったが、すぐに失速し
133円台半ばまで押し戻されている。
この動きを受けたユーロ円も、120円割れ寸前(安値:120.04)まで
下落するなど軟調な推移。不透明さを増すギリシャ救済の報道で
揺れるなか、ユーロに対する売り圧力が徐々に強まっているようだ。
ユーロ不安に関しては、同じ欧州通貨である英ポンドにも
その不安が波及する兆候が見られており、欧州通貨の動向には
細心の注意が必要となりそうだ。
その他のクロス円各通貨と米ドル円は全般的に方向感を欠く展開。
商品相場はやや弱い流れとなったが、株式市場はしっかりの推移となり、
一方的な展開とはならなかったようだ。
このあとアジア時間には、利上が予想されているRBA(豪準備銀行)
政策金利発表が日本時間の12時30分に予定されており、
マーケットの警戒感が徐々に強まっている。