FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -8ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

1日欧米市場の、米ドルは引き続き下落、連日の下げとなった。

ユーロ、豪ドルとも対米ドル対し上昇して取引きを終えている。
米ドルの総体的な動きを示すド ルインデックスは、年初来安値の
78.05をつけた。

ダドリーNY連銀総裁が「見通しが変わるまで、FRBはさらなる
行動が正当化される」とし、追加緩和 に前向きな姿勢を表明。
更にエヴァンス・シカゴ連銀総裁も「追加的な金融緩和、
望ましいかもしれない」とした。NY取引序盤で発表になった
9月ISM製造 業景況指数は54.4とほぼ市場の予想(54.5)と
変わらなかったが、構成項目の「雇用指数」が56.5と
前回(60.4)から低下。
来週8日の米政府 発表、雇用統計見通しに陰りを落とした。
新規受注も4ヶ月連続で低下しており、FRB当局者らによる
追加緩和見通しに現実味を帯びさせた。ドル下落のピッ チは
速く加速的になり過ぎの為、来週は反転上昇の動きも考慮しておきたい。

1日午前の東京外国為替市場、米ドル円はNY市場の引けと

ほぼ変わらずの83円台半ばで20銭程の狭いレンジ取引となった。

9月期末を無難に乗り越えて、輸出企業の米ドル売りが一巡するとの

見方から、市場には短期的に戻りを試す可能性があるとの見方も

あったが、下半期になったからといって需給がすぐに改善する

わけではなく、様子見機運が強い。

そのような中、多少動意があったのは豪ドル円。

中国物流購買連合会が発表した9月の購買担当者指数

(PMI)が53.8と事前予想の52.0を上回ったことがきっかけで、

中国と貿易で密接な関係のある豪ドルが買われ、

豪ドル円は一時81円を記録した。テクニカル的に見て、

ボリンジャーバンド+1σ(81.09)が上昇を阻んだ格好となり、

その後は80円台後半での推移となっている。

市場参加者は模様眺め気分が強く、しばらく小康状態が続きそうだ。

30日欧米市場の外国為替市場、 米ドル円は続落。

発表された複数の米経済指標の改善も、継続的に

米追加金融緩和観測が根強いことなどから上値重く推移した。

NY取引時間、序盤で発表された、米第2・四半期の国内総生産

(GDP)確報値は年率換算で前期比1.7%増(予想1.6%増)と

上方修正された。 

4四半期連続でのプラス成長となる一方、前四半期の3.7%増と

比べて成長ペースは大幅に減速した。新規失業保険週間申請

件数は前週比1.6万人件減の45.3万人件(予想46万人件)となった。

シカゴ購買部協会景気指数が60.4(予想55.5)を大きく上回り、

今年7月(62.3)以来の高水準を記録。一連の経済指標発表を受けて、

米ドル円は83円半ばを超えて上昇する局面もあったが、

NY株価が中盤、四半期末決算、月末要因などから利益確定の

売りが進み下落に転じると軟調に推移、上値重たい展開となった。

介入警戒j感は持続しているが、徐々に期待感は薄れているようだ。

引き続き83円突破を試みるドル安円高には注意が必要だろう。