FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -76ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

16日東京午前の為替相場では、円が小幅高で推移。朝方に輸出筋を

中心とした米ドル売りが出て、米ドル円が軟化。

また、ギリシャ支援を巡り欧州各国の足並みがそろっていないことが

ユーロの重石となっており、ユーロ円もじりじりと水準を下げる展開となった。

その他のクロス円各通貨では、注目を集めていたRBA議事録の発表が

あったが、期待されたほどタカ派とはならず、豪ドル円は失望売りから

水準を下げる動きとなった。

市場では、中国の金融引き締めに対する警戒感も燻り続けており、

アジア市場では積極的なリスクテイクの動きは見られていない模様。

すでに、米FOMC政策金利発表に標準を合わせる取引参加者もおり、

午後の東京は様子見ムードが強まりそうだ。

15日欧米外国為替市場は、欧州通貨が大きく値を削る展開となった。


欧州市場序盤、英テレグラフ紙が雇用情勢について大きな不確実性があり、

景気回復の障害となると報道。


バーカー英中銀政策委員が、第1四半期のGDPについてマイナス成長

となる可能性を指摘した事もあって、英ポンドが主要通貨に対して売られる

展開となった。


その後、3月NY連銀製造業景気指数が市場予想を上回り、全体的に

円安傾向となる場面もみられたものの、EU財務相会合を警戒してか、

再びユーロや英ポンドが売り込まれる展開へ。


ユーロ円は123.31円、英ポンド円は135.81円まで本日の安値を更新した。

同会合については、直前にスペイン財務相がギリシャの支援内容を議論

するのは時期尚早と発言したほか、オランダ財務相はギリシャの救済に

反対するとのコメントを残している。


一方では中国の追加金融引き締めの噂や、米国が中国を為替操作国と

認定するのではとの思惑なども浮上しており、東京時間に入っても円高

リスクを警戒した値動きとなりそうだ。

15日午後の東京外国為替市場は、米ドル円・クロス円各通貨とも

方向感の乏しい展開となっている。

本日は、欧米時間中に取引材料の発表が集中しており、一連の発表を

待ちたい参加者が多かったようだ。

一番の注目は、欧州財務相会合(16日1:00 ユーログループ)の行方だろう。

本日の会合では、ギリシャ支援について何かしらの進展があるのではとの

期待されている。

一部では最大250億ユーロ規模の支援策が決定されるとの報道がなされている。

いまのところ支援額の明記については各政府当局から否定的な見解が示されているが、

仮にギリシャ支援策の方向性が固まる材料が出るようであれば、

ユーロ円上昇のきっかけとなる可能性はあるだろう。

この他で、議題として挙げられているのがヘッジファンドやCDSに対する規制案。

こちらの話題が出るようであれば、市場がリスク回避の方向へ傾くことが予想される。

一方でテクニカル的に注目したいポイントは、125台前半。心理的な節目ともなる、

同水準付近では戻り売りが強い。ここ一か月程でも2度跳ね返されており、

こちらを明確に上抜けることができるかどうかが、目先の展開を占う上でも

重要となりそうだ。

対する米ドル円は90円台半ばでのもみ合う展開。こちらはNY時間の

各種米経済指標を巡っての取引となるが、特に3月ニューヨーク連銀製造業景気指数

(予想:21.00)や2月鉱工業生産(予想:前月比+0.1%)等の景気関連指標。

大台90.00円と昨年4月を起点としたレジスタンスの掛かる91円台後半を

上下の目途に結果を見極めたい。