15日午後の東京外国為替市場は、米ドル円・クロス円各通貨とも
方向感の乏しい展開となっている。
本日は、欧米時間中に取引材料の発表が集中しており、一連の発表を
待ちたい参加者が多かったようだ。
一番の注目は、欧州財務相会合(16日1:00 ユーログループ)の行方だろう。
本日の会合では、ギリシャ支援について何かしらの進展があるのではとの
期待されている。
一部では最大250億ユーロ規模の支援策が決定されるとの報道がなされている。
いまのところ支援額の明記については各政府当局から否定的な見解が示されているが、
仮にギリシャ支援策の方向性が固まる材料が出るようであれば、
ユーロ円上昇のきっかけとなる可能性はあるだろう。
この他で、議題として挙げられているのがヘッジファンドやCDSに対する規制案。
こちらの話題が出るようであれば、市場がリスク回避の方向へ傾くことが予想される。
一方でテクニカル的に注目したいポイントは、125台前半。心理的な節目ともなる、
同水準付近では戻り売りが強い。ここ一か月程でも2度跳ね返されており、
こちらを明確に上抜けることができるかどうかが、目先の展開を占う上でも
重要となりそうだ。
対する米ドル円は90円台半ばでのもみ合う展開。こちらはNY時間の
各種米経済指標を巡っての取引となるが、特に3月ニューヨーク連銀製造業景気指数
(予想:21.00)や2月鉱工業生産(予想:前月比+0.1%)等の景気関連指標。
大台90.00円と昨年4月を起点としたレジスタンスの掛かる91円台後半を
上下の目途に結果を見極めたい。