15日欧米外国為替市場は、欧州通貨が大きく値を削る展開となった。
欧州市場序盤、英テレグラフ紙が雇用情勢について大きな不確実性があり、
景気回復の障害となると報道。
バーカー英中銀政策委員が、第1四半期のGDPについてマイナス成長
となる可能性を指摘した事もあって、英ポンドが主要通貨に対して売られる
展開となった。
その後、3月NY連銀製造業景気指数が市場予想を上回り、全体的に
円安傾向となる場面もみられたものの、EU財務相会合を警戒してか、
再びユーロや英ポンドが売り込まれる展開へ。
ユーロ円は123.31円、英ポンド円は135.81円まで本日の安値を更新した。
同会合については、直前にスペイン財務相がギリシャの支援内容を議論
するのは時期尚早と発言したほか、オランダ財務相はギリシャの救済に
反対するとのコメントを残している。
一方では中国の追加金融引き締めの噂や、米国が中国を為替操作国と
認定するのではとの思惑なども浮上しており、東京時間に入っても円高
リスクを警戒した値動きとなりそうだ。