FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -74ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

18日午後の東京外国為替市場は円買い優勢の展開。

一部報道で、独政府筋から「ギリシャはIMFに救済を求めるべき」

との発言がなされたと伝えられたことをきっかけにギリシャ問題が再燃、

ユーロ円を中心にリスク回避の円買いが急速に進んでいる。

ユーロ円は一時122.83円まで本日安値を更新する展開。

同水準に差し掛かる21日間移動平均線(122.76円)が一旦は

サポートとして機能しているようだが、不透明感の拭えないギリシャ問題を

嫌気して欧州勢もユーロ売り/円買いで参入しており、前述のサポートを

下抜ける可能性も十分あるだろう。

仮に下抜けた際は大台120.00円を試す展開が視野に入ってくるため

注意をしておきたい。

一方の米ドル円は90円台前半での推移。円買い圧力が強く、上値の重さは

目立っているが、対ユーロでの米ドル買いに支えられ一方的な動きには

至っていない。

また、大台90.00円を意識して押し目買いを仕掛ける向きも多いとのことで、

ユーロ円に比べると下落リスクは少ないかもしれない。

こちらは、NY時間発表の2月消費者物価指数(予想:前月比+0.1%)が注目材料。

米景気の底打ち感が強まり、米金利動向を占うヒントとしての重要性が高まって

いるだけに、結果次第で米ドル円相場を大きく動かす可能性がある。

今月の高値(91.10円)・安値(88.13)を上下の目途に結果を見守りたい。

17日の欧米外国為替市場は、ユーロが主要通貨に対して

売られる展開となった。

欧州時間序盤に発表された英雇用統計(失業率:結果4.9% 

予想5.1%)が市場予想を上回り、英ポンドが対ユーロで

節目を抜ける強さを見せる展開。その他の主要通貨に対しても

ユーロ売り、英ポンド買いが先行、欧州通貨は対照的な値動きとなった。

また、ECBは異例の金融緩和策の解除を急いでいないとの発言が

関係者から聞かれたことも意識されており、ユーロは主要通貨に

対して上値の重い展開となったようだ。

一方、米国時間には、金融規制案を主張するボルカー氏と、

バーナンキFRB議長の議会証言があり、それぞれが規制の

必要性について主張。特にバーナンキ議長による、中小金融機関

についても大手金融機関と同様の規制をかけるべきとの発言に市場は

反応しており、米国時間終盤にかけてはリスク回避の米ドル買い・円買いの

動きとなっている。

結果的にユーロ円は125円の重さが意識される値動きとなっており、

目先の東京市場では軟調な推移を強いられそう。

21日間移動平均線の差し掛かる122.80円程度までの下値余地は視野に

入れて置きたい。

17日午後の東京外国為替市場、米ドル円は方向感の乏しい

展開となっている。

後場にはいり、日銀の新型オペ拡大を好感して本邦株が上昇すると、

リスク選好の円売りが進み一時90.68円まで本日高値を更新する

場面が見られた。

しかし、東京時間の終盤に行われた白川日銀総裁の記者会見のなかで、

今回の新型オペ拡大は量的緩和を意図したものではないとの見解が示されると、

一転して円を買い戻す動きが強まってる。

目先は、NY時間予定の2月生産者物価指数の発表を巡っての展開となることが

予想されるが、同指標は明日の2月消費者物価指数の前哨戦としての意味合いが

強く大きな動意に結びつく可能性は低そうで、一旦は90円台半ばを中心とした

往来相場が続くことが予想される。

むしろ注目したいのは英ポンド円の動向。18:30にBOE議事録や2月失業率等の

重要指標を控えこれらの結果次第で大きく値の振れる場面がみられるかもしれない。

BOE議事録について、今回は金利・資産買い取り枠ともに据え置きとなった

2月会合のものだが、注意したいのは決定に至った過程。

キング総裁をはじめとした一部MPCメンバーは追加緩和に依然含みを持たせており、

仮に票数が割れているようであれば、英ポンド売りが進む場面が出てくる可能性がある。