17日午後の東京外国為替市場、米ドル円は方向感の乏しい
展開となっている。
後場にはいり、日銀の新型オペ拡大を好感して本邦株が上昇すると、
リスク選好の円売りが進み一時90.68円まで本日高値を更新する
場面が見られた。
しかし、東京時間の終盤に行われた白川日銀総裁の記者会見のなかで、
今回の新型オペ拡大は量的緩和を意図したものではないとの見解が示されると、
一転して円を買い戻す動きが強まってる。
目先は、NY時間予定の2月生産者物価指数の発表を巡っての展開となることが
予想されるが、同指標は明日の2月消費者物価指数の前哨戦としての意味合いが
強く大きな動意に結びつく可能性は低そうで、一旦は90円台半ばを中心とした
往来相場が続くことが予想される。
むしろ注目したいのは英ポンド円の動向。18:30にBOE議事録や2月失業率等の
重要指標を控えこれらの結果次第で大きく値の振れる場面がみられるかもしれない。
BOE議事録について、今回は金利・資産買い取り枠ともに据え置きとなった
2月会合のものだが、注意したいのは決定に至った過程。
キング総裁をはじめとした一部MPCメンバーは追加緩和に依然含みを持たせており、
仮に票数が割れているようであれば、英ポンド売りが進む場面が出てくる可能性がある。