17日の欧米外国為替市場は、ユーロが主要通貨に対して
売られる展開となった。
欧州時間序盤に発表された英雇用統計(失業率:結果4.9%
予想5.1%)が市場予想を上回り、英ポンドが対ユーロで
節目を抜ける強さを見せる展開。その他の主要通貨に対しても
ユーロ売り、英ポンド買いが先行、欧州通貨は対照的な値動きとなった。
また、ECBは異例の金融緩和策の解除を急いでいないとの発言が
関係者から聞かれたことも意識されており、ユーロは主要通貨に
対して上値の重い展開となったようだ。
一方、米国時間には、金融規制案を主張するボルカー氏と、
バーナンキFRB議長の議会証言があり、それぞれが規制の
必要性について主張。特にバーナンキ議長による、中小金融機関
についても大手金融機関と同様の規制をかけるべきとの発言に市場は
反応しており、米国時間終盤にかけてはリスク回避の米ドル買い・円買いの
動きとなっている。
結果的にユーロ円は125円の重さが意識される値動きとなっており、
目先の東京市場では軟調な推移を強いられそう。
21日間移動平均線の差し掛かる122.80円程度までの下値余地は視野に
入れて置きたい。