FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -65ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

8日午前の外国為替市場では、各通貨共に上値の重い相場つきと

なっている。


朝方よりNYダウの下落に伴い、リスク回避の円買い推移となっていたが、

その後発表された豪雇用統計(新規雇用者 予想2.00万人 結果1.96万人 

失業率 予想5.3% 結果5.3%)が予想とほぼ変わらずだったことで、

引き続き上値の重い展開となっている。


その他、ABCテレビが米ユナイテッド航空機で乗客が靴爆弾を爆発させよう

としたと報じられた件に対し、誤解によるものだったとCNNが伝えるなど、

値動きに刺激を与えるものも出ているが方向感を与えるには至っていない。


一方のランド円は上昇トレンドから一転、他のクロス円に比べ下落の色を

強めている。テクニカル的には直近の安値であった12.785円を割り込み

推移していることで、下値リスクが増大しているとの声が聞かれており注意が必要だ。


7日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は軟調な展開となっている。


NY時間にバーナンキFRB議長の発言が伝わったが、その内容は

「銀行融資は引き続き抑えられている」、「解雇は減少してきたが

雇用創出力は非常に弱い」等弱いものが目立ち、米ドル売りを誘う格好となった。


その後、タドリーNY連銀総裁も「米雇用改善は十分でなくFF金利は

長期間に渡って低く維持すべき」とハト派的な姿勢を見せたことで、

下落に拍車がかかり一時93.14円まで本日安値を更新する格好となっている。


93.00円の大台は維持したものの、安値更新後の戻りも弱いことから、

目先も上値の重い推移が続く可能性はある。テクニカル的には、

21日間移動平均線が差し掛かり、3月安値と4月高値の38.2%押しの水準でも

ある92.00円付近が重要なポイントで、同水準は93円台を割り込んだ際の

下値目標として意識されそうだ。


一方でギリシャ問題再燃により再度弱さが目立ち始めたユーロ円だが、

この時間帯も軟調推移は続き、一時 124.47円まで本日安値を更新した。

124.40円付近に差し掛かる21日間移動平均線が短期的なサポートとして

機能しているが、もしもこちらを割り込んだ際はユーロ売りに拍車がかかることも

考えられ注意をしておきたい。

7日午前の外為市場では、米ドル円の上昇につられ各クロス円通貨も

底堅い推移となっている。

朝方より調整色の強い売り注文に上値を抑えられていたが、

ウォン高抑制のために介入規模は明らかにされていないものの

韓国政府が米ドル買い介入を行ったとの報道を受け、

一転米ドルが上昇することとなった。

個人投資家の押し目買い意欲もさることながら、テクニカル面でも

下値押しの様相を試す展開となっていた米ドル円を押し上げたことで、

引き続き底堅い推移に移行する可能性が高い。

尚、日銀金融政策決定会合は政策金利は据え置き、声明文は

景気判断を「持ち直し」から「持ち直しが続いている」に変更。

大きな変化は見られないため反応は限定的となっている。