FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -60ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

22日の欧米市場では米ドル円の底堅さが目立つ相場展開であった。


NY時間序盤こそは、ユーロ圏の財政赤字がEUが定める

赤字幅の二倍以上に膨らんだことや、NYダウの下落を受けて

売り先行の相場展開が続いていたが、オバマ米大統領の演説の中で

米国の金融規制法案について新たな提案を含む新規材料が聞かれ

なかったことから、相場は一転米ドル買いとなった模様。


NYダウも前日比でプラス圏まで持ち直したこともあって、

クロス円も徐々に買われることとなった。そのうえ、米格付け

大手フィッチによって日本国債が債務負担の増大を背景に

「ネガティブ」に引き下げられたことも円売りに拍車をかける

形となったという。米ドル円に関し、ゴールドマンサックスの

追訴懸念が後退していることも含め、押し目では積極的な

買いがみられていることから、レンジを上放れし

今月2日の高値94.70円近辺まで上昇する可能性もありうるだろう。




21日欧米市場のクロス円各通貨は上値の重い展開となった。


本日発表された米主要企業における好決算を背景に、NY市場序盤は

上値を試す展開もみられたが、明日から開催されるG20を前に

インドとブラジルの中央銀行総裁が人民元切り上げを示唆する

内容の発言があったことなどを受け、一転下げ基調となったという。


件のG20では高まりを見せる人民元切り上げ要求に対し、

中国当局の対応に注目されており、ポジション調整に絡んだ売りも

見られており上値追いは一旦落ち着きを見せている。


その中でも豪ドル円や加ドル円に関し、昨日高値をつけてからというもの

戻り売りに押されたことで下落トレンドを形成しつつあることから、

再び直近の安値を試すのではとの声も聞かれ始めており注意が必要だ。



20日の欧米市場では、引き続きクロス円の上昇がみられることとなった。


主要な米企業決算が軒並み好結果となったことや、ゴールドマン・サックスの

追訴問題に対するリスク回避の動きが後退していることが背景にはあるという。


その中でも加ドル円に関し、本日発表された加中銀政策金利は予想通り

据え置かれたものの、「経済見通しの改善や過度の金融緩和の必要性は過ぎ去り、

金融刺激策を解除し始めることが適切」と声明文が発表されたことで、

第3四半期から金利引き上げサイクルに入るのではとの思惑から急伸

することとなった。


対ドルでもパリティを抜いて推移していることから、テクニカル面での

支援を考え、直近の高値である7日94.31円を目指す展開となるだろう。


一方のユーロ円は他通貨に比べ伸び悩む展開。

ウェーバー独連銀総裁は会見で、EUのギリシャ支援は300億ユーロでは

不足。デフォルト回避には800億ユーロは必要との認識が示されたことが

嫌気された模様。


その後、ECB理事であるトゥンペルグゲレル氏より財政問題は

十分克服できるとのコメントも出ているが、上値の重さを払しょくするには至っていない。