20日の欧米市場では、引き続きクロス円の上昇がみられることとなった。
主要な米企業決算が軒並み好結果となったことや、ゴールドマン・サックスの
追訴問題に対するリスク回避の動きが後退していることが背景にはあるという。
その中でも加ドル円に関し、本日発表された加中銀政策金利は予想通り
据え置かれたものの、「経済見通しの改善や過度の金融緩和の必要性は過ぎ去り、
金融刺激策を解除し始めることが適切」と声明文が発表されたことで、
第3四半期から金利引き上げサイクルに入るのではとの思惑から急伸
することとなった。
対ドルでもパリティを抜いて推移していることから、テクニカル面での
支援を考え、直近の高値である7日94.31円を目指す展開となるだろう。
一方のユーロ円は他通貨に比べ伸び悩む展開。
ウェーバー独連銀総裁は会見で、EUのギリシャ支援は300億ユーロでは
不足。デフォルト回避には800億ユーロは必要との認識が示されたことが
嫌気された模様。
その後、ECB理事であるトゥンペルグゲレル氏より財政問題は
十分克服できるとのコメントも出ているが、上値の重さを払しょくするには至っていない。