22日の欧米市場では米ドル円の底堅さが目立つ相場展開であった。
NY時間序盤こそは、ユーロ圏の財政赤字がEUが定める
赤字幅の二倍以上に膨らんだことや、NYダウの下落を受けて
売り先行の相場展開が続いていたが、オバマ米大統領の演説の中で
米国の金融規制法案について新たな提案を含む新規材料が聞かれ
なかったことから、相場は一転米ドル買いとなった模様。
NYダウも前日比でプラス圏まで持ち直したこともあって、
クロス円も徐々に買われることとなった。そのうえ、米格付け
大手フィッチによって日本国債が債務負担の増大を背景に
「ネガティブ」に引き下げられたことも円売りに拍車をかける
形となったという。米ドル円に関し、ゴールドマンサックスの
追訴懸念が後退していることも含め、押し目では積極的な
買いがみられていることから、レンジを上放れし
今月2日の高値94.70円近辺まで上昇する可能性もありうるだろう。