FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -57ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

29日欧米時間の為替相場では、円売りが継続。

ギリシャ支援の合意が間近であるとの楽観的な見方が広がったほか、

米FOMCの声明文で低金利政策の維持があらためて示されたことが

サポート材料となった。

これを受けて、欧米株が全般的に買い戻される展開となり、リスク選考の

動きが加速。為替相場では、円売りの流れが継続する形となり、

ユーロ円が124円台後半、豪ドル円が87円台半ばまで上値を伸ばすなど、

クロス円各通貨を中心に堅調な推移となった。

ただ、欧州諸国の相次ぐ格下げやその噂などが引き続きマーケットで

重石となっており、もう一段の上昇に繋がる勢いは今のところ出て

いないようだ。

市場は、欧米の主要企業の好決算にも支えられ上昇基調を保っているものの、

不安定要素も多く、週末にかけてはもう一波乱ある可能性もあり、

注意したいところだ。

28日欧米時間の為替相場では、ギリシャ・ポルトガルの格下げを

受けたリスク回避の動きが弱まり、円売りが徐々に優勢となる展開となった。

欧州株が大きく下げる展開となり、市場の緊張感が高まったが、

独メディアが報じたEUとIMFによるギリシャ支援の増額をきっかけに

リスク回避の動きが和らぐ形となった。

これを受けて、ユーロ円は124円台後半まで水準を回復。

その他のクロス円各通貨も、豪ドル円が87円台を回復するなど

堅調な推移となった。ただ、格付け機関S&Pがスペインの

長期格付けの引き下げを発表。

市場は一時的にユーロ売りを加速させたものの、一部で予想されていた

こともあり反応は限定的。ただ、欧州ソブリンリスクへの警戒感は

強まっており、目先的にはマーケットの上値を抑える要因となりそうだ。

注目された米 FOMC声明文は、前回からほぼ変更なし。

長期間の低金利政策が維持されるとの見方がNYダウの下支え要因となり、

スペイン格下げの余波を打ち消す形となった。

日本の連休入りとあって、アジア時間の円相場は様子見ムードが

強まりそうではあるが、ギリシャ支援やユーロ圏諸国の格付けに

関する話題には反応しやすく、注意したいこところだ。

28日午後の外国為替市場のクロス円は午後に入り上値の重い

展開で推移している。

先日のギリシャ、ポルトガルの格下げ報道を受けて欧州株価は

序盤から急落して始まっていることで、リスク回避の流れと

なっていることが原因。

そのため欧州時間に入り、逃避的に米ドルが買われ急激に

水準を上げるなど米ドル独歩高の様相となっている。

本日はFOMCの発表を控えているが、こちらは政策金利自体は

据え置きで発表される算段だが、声明文において出口政策の

記述がみられるかに注目したいところ。

こちらは長期金利を維持するため、低金利政策の長期化を

示唆する文言は今回も変わらないだろうが、昨今の米経済指標をうけ

景気判断の項目では上方修正される可能性があるという。

財政問題に揺れるユーロ、そして景気の回復基調がみられる

米ドルと対照的な二通貨の今後を占う意味でも本日は重要な日となるだろう。