FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -52ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

14日の欧米外国為替市場は、欧州通貨・クロス円が大きく値を

下げる展開となった。


欧州市場序盤、格付け会社ムーディー ズがギリシャの更なる

格下げをほのめかし、サルコジ仏大統領のユーロ離脱説もあり、

ユーロ圏の景気後退懸念が拡大した。


ユーロは対米ドルに対し下げ幅を拡 大し本日安値1.2358ドルは、

リーマンショック以来の安値(1.2329ドル)であり、米ドル買い・円買いの

流れに繋がった。


NYダウも連日の大幅な 下げとなり、米ドル円は本日の安値

91.80円を付けた。

最近欧州通貨次第の動きとなっており、財政不安が続く様で

あるならば更に下値を試す展開も考えら れる。


只、ユーロは一週間で9円近く値を下げており自律反発も期待したい。

14日午前の外国為替市場クロス円は昨晩のNYダウ下落を嫌気し

アジア株のつれ安で始ったが、為替市場への影響はすでに

織り込まれており方向感のない状況となっている。


相場変動率の低下から市場も落ち着きを取り戻していると

見られており、テクニカル面でも徐々にレンジ相場の様相を

示しているとの見方も広まり始めた。


欧州通貨は依然として財政改善の悪影響から来る景気後退期

入りを懸念して悪材料に反応しやすいが、それ以外の通貨は

今週の窓を開けた始値が下値でのサポートになるだろう。


レンジ割れの水準ではストップを巻き込んで大きな動きが

出るだろうが、それまでは下値での押し目買いを推奨したい。

12日午前の外国為替市場は他通貨に比べ豪ドル円の上昇が

目立つ格好となった。


背景には発表された豪雇用統計(失業率 予想5.2% 結果5.3%

新規雇用者数 予想2.25万人 結果3.37万人)の予想以上の

新規雇用者数の増加を受け、買われたことがあるようだ。


豪経済のインフレ圧力の低下から政策金利の引き上げサイクルが

鈍化する見込みもあり、豪ドル円の買い意欲が減退している

状況にあったため、素直に好感視されている模様。


とはいえ、ユーロ信用問題における抜き差しならぬ状況に

変わりはないため、継続的な買いには結びつかずあくまで

一過性に収まるとの声が根強い。


今後の展開としては、上値も下値も収斂しておりどちらか一方に

大きく動き出す予兆が見受けられる。

方向性はいまだ不透明だが、大きな動きに対処できる環境は

作っておくべきだろう。