FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -50ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

20日欧米市場の豪ドル円は日本時間の流れのまま暴落することとなった。

背景にはお決まりのリスク資産からの逃避やストップロスを巻き込む

動きを海外の投機筋が仕掛ける格好となっており、材料の乏しい状況

でも積極的に売り込んでいることが挙げられる。

急落後も定期的に買い戻される動きを見せるものの結局戻り売りを

こなせず、再び下落の途に就くなどその動きはNY時間の引け間際にも

見られるなど、依然として類を見ない非常に荒っぽい値動きとなっている。

一方のユーロは対円を「除く」他通貨に対して急反発している。

昨日行われたスイス中銀のユーロ買い介入を見たことで底堅い

推移となっていたが、ダンシン・スイス中銀理事より「スイス中銀の

為替介入に理論的には制限はない」と、再びユーロが対スイスで

急落した場合積極的に介入措置を行っていく旨を示唆したことで、

ユーロの下落は限定的との見方が広まったことが挙げられる。

とはいえ、クロス円全般に言えることはユーロ危機に端を発した

今回の暴落も、現状ではただのリスク資産の投げ売りと化しており、

仮にユーロが下げ止まったとしてもこの流れを押し度めるには

力不足との声が根強い。テクニカル面では日足ベースで6営業日

連続の下げとなっているが、7営業日連続で値を下げたことは

リーマンショック以降例にないことから、本日は買い戻される動きを

期待する向きも存在する。

だが、そんな淡い期待にすがらなければならないほど、

相場は傷んでいる裏返しともいえそうだ。真空状態の値動きが

いつまで続くのか、まだまだ予断は許さない状況は続くだろう。

19日の欧米市場では、豪ドル円が急落することとなった。

リスク回避色の強い売り圧力が豪ドル円等の高金利通貨を中心に

起こり6日暴落時の安値である76.63円を割り込むと、

更に下げ足を速め2009年8月以来の安値を割り込む動きを見せていた。

その後、スイス中銀から急速なユーロ売りに対抗するため介入が

行われたとの観測が広がったこと、その上、ECBとFRBによる

ユーロ防衛の協調介入の噂も手伝い、ユーロが買い戻されると

クロス円も一転値を戻すこととなった。

一連の動きを受け、豪ドル円は強固なサポートと目される76円前半で

今回も下げ止まったことで、市場では買い意欲が徐々に回復してきた

との声も聞かれている。

一旦安値を付け反転上昇し始めたことで、時間足ベースで

発生していた上値抵抗線を上抜いたためテクニカル的には

買いサインも出始めており、どこまで値を戻せるか注視していきたい。

18日の欧米市場は一時的に値を上げる展開をみせていたものの、

NY時間中盤より下げ始め各通貨ともに急落することとなった。

欧州時間はギリシャ緊急融資の初回分が送金されたことで、

あすに償還期限を迎えるギリシャ国債のデフォルトリスクが

一旦後退したことで一時的に買い戻されていたが、

その後著名なエコノミストがユーロ通貨の崩壊の可能性について

言及するとユーロ円が下落。

クロス円もつられて値を下げる展開となった。市場では依然として

欧州の債務危機拡大懸念や歳出削減による景気後退を材料に、

リスク回避の流れが継続している状況であり、独財務省が

ユーロ国債やCDS市場への空売り規制などで一時的な防衛措置

について発表があっても下げ止まらない現状を鑑みると、

未だに下げ余地があるとの見方が優勢だ。

今回の下落により、豪ドル円などは5/7の安値を割り込んだことで

テクニカル的には暴落時の安値76.63円を目指すとの声も聞かれている。

欧州経済圏の悪影響から距離のある米ドル円や加ドル円の下げ

圧力はそこまで強くないが、積極的に買う動きは見られていない。