18日の欧米市場は一時的に値を上げる展開をみせていたものの、
NY時間中盤より下げ始め各通貨ともに急落することとなった。
欧州時間はギリシャ緊急融資の初回分が送金されたことで、
あすに償還期限を迎えるギリシャ国債のデフォルトリスクが
一旦後退したことで一時的に買い戻されていたが、
その後著名なエコノミストがユーロ通貨の崩壊の可能性について
言及するとユーロ円が下落。
クロス円もつられて値を下げる展開となった。市場では依然として
欧州の債務危機拡大懸念や歳出削減による景気後退を材料に、
リスク回避の流れが継続している状況であり、独財務省が
ユーロ国債やCDS市場への空売り規制などで一時的な防衛措置
について発表があっても下げ止まらない現状を鑑みると、
未だに下げ余地があるとの見方が優勢だ。
今回の下落により、豪ドル円などは5/7の安値を割り込んだことで
テクニカル的には暴落時の安値76.63円を目指すとの声も聞かれている。
欧州経済圏の悪影響から距離のある米ドル円や加ドル円の下げ
圧力はそこまで強くないが、積極的に買う動きは見られていない。