FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -37ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

7日午前の東京外国為替市場、ロシアの大手銀行が

デフォルトするとの噂がマーケットを駆けた。

これを受けて米ドル円をはじめクロス円通貨ペアは円高気味に推移。

また、日経平均株価は前場の取引において前日比80円安で終了、

その他アジア株式も全般に冴えない展開でリスク回避の円高

リスクが優勢となっている。

しかし、積極的にポジションを傾ける向きは少ないようだ。

昨日72円台後半まで下落後、急反転し75円を記録した豪ドル円は、

74円台前半での推移となっている。

5/25安値と6/21高値の2/3押しの水準である75円付近を明確に

上抜けするまでは基調の弱い展開は継続しそうだ。

6日の欧米外国為替市場は、米ドル売りが優勢の展開となった。

欧州時間序盤は、各通貨とも高値を伸ばす展開となり米ドル円は

87.99円、ユーロ円は110.86円まで値を伸ばし本日の高値を付けた。

その後23:00に発表された米6月ISM非製造業景況指数の結果(53.8)を受け、

予想(55.4)を下回ったことにより米ドル売りの基調が強まり、

特に米ドル円では87.34円まで値を下げ本日の安値を更新し、

東京時間の上昇分を吐き出す形となった。

しかし、米ドル売りが一服すると87円台中盤での推移となった。

テクニカル面では、5日移動平均線(87.83)に上値を抑えられ88円台を

回復することに失敗しており、依然上値の重い展開が続きそうだ。

一方、ユーロは対米ドルで5/21日以来となる高値水準1.2662ドルまで

値を伸ばした。ユーロは円に対しても上昇を見せるが高値を更新する

ほどの勢いはなく、110.50円を挟んだ値動きとなった。

ユーロ円の日足チャートを見ると、21日移動平均線(110.67円)を

終値ベースで上抜ければサポートラインとしての機能も期待でき、

底堅い展開も考えられるだろう。

5日の欧米外国為替市場は、独立記念日の振替休日で米国市場は

休場となり、各通貨とも方向感の欠ける展開となった。

欧州時間序盤では、ユーロ圏5月小売売上高が発表され

前年比の結果は0.3%(予想:-0.3%)、前月比の結果は0.2%

(予想:0.3%)となったが、市場に与える影響は限定的となり、

ユーロ円は本日の安値109.70円まで値を落とした。

只、積極的な売り材料がなく、しばらくは110円を挟んだ

方向感のない展開が続きそうだ。

一方、豪ドル円は73.41円まで下げ幅を拡大し、本日の安値を付けた。

豪ドル円を日足チャートで見ると、6/29に5日移動平均線が

21日移動平均線を上から下抜いてデットクロスが形成されており、

トレンドは下方向となっている。このまま上値を抑えられる展開が続くと、

5/25以来の安値72.04円を試す展開も想定できるので注意が必要であろう。