FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -36ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

8日午前の東京外国為替市場、昨日のNY株式の上昇を受けて、

日経平均株価も寄付から堅調な推移。

また10:30に発表された豪雇用統計が、失業率(予想:5.2% 結果5.1%)

雇用者数(予想:+1.5万人 結果:4.59万人)と発表され共に

好結果を示したことから、豪ドル円主導でリスク回避の流れが加速した。

豪ドル円は高値77.26円を記録し77円台前半でのもみあい。

リーマンショック後の安値54.92と戻り高値88.16円の1/3押しの

水準である77.09円でほぼ上値を止められている格好だ。

また、21日間移動平均線も77.14円に位置しており、高値追いは

一服となる可能性がある。

しかし、現在までの高値を明確に超えてくると77円後半辺りまで

一気に上伸する可能性が高まる。昨日まで年初来安値更新を

うかがっていた米ドル円も88円を回復しさらに高値を88.47円まで

伸ばして豪ドル円同様に高値圏での推移となっている。

7日の欧米外国為替市場は、米ドル円、各クロス円通貨とも高値を

更新する展開となった。

欧州時間序盤では、欧州株価が安く始まり東京時間からの

リスク回避的な展開を引き継ぐ形となり、ユーロは米ドルに対して

1.2554ドルまで値を下げ本日の安値を付けた。

その中でも、米ドル円は87.02円まで値を下げたが、心理的な節値の

87円割れを積極的に試す様な動きにはならなかった。

その後は、来週発表される第2四半期の決算内容が市場予想を

上回るとの見通しが広がったことと、欧州銀行のストレステストに

対する懸念が後退したことにより、NY株価が6/29日ぶりとなる

1万円台を乗せる大幅回復を見せた。

株高を受けリスク選好の流れになると、米ドル円は87.79円、

ユーロ円では110.95円まで値を上昇させ各クロス円通貨ともに

本日の高値をつけた。

ユーロ円の日足チャートを見ると、21日移動平均線(110.74円)と

同水準なっており、上値を抑えつけられている展開に見え、

もみ合いが続く可能性も考えられる。

7日午後の東京外国為替市場、米ドル円・クロス円通貨は総じて

軟調な展開となった。


日経平均株価が終始軟調推移を見せたことでリスク回避の

地合いが強まり、円買いに拍車がかかった模様。


なかでもユーロ円の下落が顕著だが、これは明日のECB理事会において

緩和策再開の議論がなされるとの思惑が広がったことが背景にある。

東京時間中は110円台での推移を続けていたユーロ円だが、欧州序盤に

入ると109円台へと弱含み、一時109.50円まで本日安値を更新した。


短期的なサポートとして期待された5日間移動平均線(110.05円)を

あっさりと割り込んだあたりに地合いの弱さが窺え、引き続き上値の

重い推移を強いられそうだ。注目材料としては18:00発表の

ユーロ圏第1四半期GDP(予想:前年比+0.6%)が挙げられる。


確報値であるため、予想値から乖離する結果にはなり難い

との見方が多いが、その分予想外の数字がでた際は、

反応が大きくなることが予想され注意をしておきたい。


一方の米ドル円は87円台前半での推移。こちらも上値の

重さが目立ち、じわじわと年初来安値(86.96円)に近づいている。

相次ぐ米経済指標の悪化から、低金利政策の長期化懸念が

強まっていることが慢性的な米ドル売りを呼び込んでいる模様。

前述の安値水準を明確に下抜けると、下落に拍車が掛かる可能性もあり注意したい。