7日午後の東京外国為替市場、米ドル円・クロス円通貨は総じて
軟調な展開となった。
日経平均株価が終始軟調推移を見せたことでリスク回避の
地合いが強まり、円買いに拍車がかかった模様。
なかでもユーロ円の下落が顕著だが、これは明日のECB理事会において
緩和策再開の議論がなされるとの思惑が広がったことが背景にある。
東京時間中は110円台での推移を続けていたユーロ円だが、欧州序盤に
入ると109円台へと弱含み、一時109.50円まで本日安値を更新した。
短期的なサポートとして期待された5日間移動平均線(110.05円)を
あっさりと割り込んだあたりに地合いの弱さが窺え、引き続き上値の
重い推移を強いられそうだ。注目材料としては18:00発表の
ユーロ圏第1四半期GDP(予想:前年比+0.6%)が挙げられる。
確報値であるため、予想値から乖離する結果にはなり難い
との見方が多いが、その分予想外の数字がでた際は、
反応が大きくなることが予想され注意をしておきたい。
一方の米ドル円は87円台前半での推移。こちらも上値の
重さが目立ち、じわじわと年初来安値(86.96円)に近づいている。
相次ぐ米経済指標の悪化から、低金利政策の長期化懸念が
強まっていることが慢性的な米ドル売りを呼び込んでいる模様。
前述の安値水準を明確に下抜けると、下落に拍車が掛かる可能性もあり注意したい。