FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -32ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

22日欧米市場では、NY時間において更に上値を伸ばす展開となった。

背景にはNYダウ寄り付き前に発表された米企業決算が好調だったことや、
注目度の高い米中古住宅販売件数など発表された米指標が予想より
落ち込まなかったことで、リスク選好の流れが再燃。

NYダウが前日比200ドルを超える上昇をみせ、クロス円通貨全般においても
堅調な推移を呼び込むこととなったという。
NY時間の引けにかけて上値がだれる展開となっているが、
米国時間終了後に引き続き発表されている米企業決算は、
軒並みではないにしろエコノミストの予想値を超える内容も多く、
その影響からアジア圏の株式が堅調な推移となることで、
クロス円も底堅い推移となりそうか。

なお、直近の最重要指標となる、本日発表予定の欧州主要銀行ストレステストの
結果は、日本時間24日午前1時になるのではと主要報道機関が発表している。
過去、米国ストレステストは結果としてNYダウの上昇を呼び込んだ背景もあるため
注目しておきたい。
21日欧米市場のクロス円は総じて上値の重い展開となった。

NY時間序盤こそ、バーナンキFRB議長の発言を前に
様子見気配での推移が続いていたが、いざ発言内容が伝わると
NYダウを筆頭にリスク回避の流れを呼び込み、クロス円全般で
売り優勢の展開となった。

米景気先行きについて同氏は「異常なほど不透明」とし、
また「景気回復の遅れが見られれば金融政策を修正する」と表明
したことで出口戦略(政策金利の引き上げや財政の立て直し)の
後退懸念も広がったことで市場の失望感を呼び込んだことが
背景にあるようだ。

先日同内容における期待感からクロス円が堅調な推移を
見せたこともあってか、その失望感は強く日本時間においても
上値の重い展開が続く可能性は高い。

その中でもユーロ円やポンド円に関しては、ここ二週間続いた
レンジの下限(ユーロ円は110.68 円、ポンドは131.25円)近辺に
達しており、この水準を割り込むと一気に下値余地が広がるため
注意が必要だ。

23日に欧州でのストレステストの結果発表を控え、現在は
積極的な売りも影を潜めているが、今後の展開は依然不透明と
言わざるを得ない。
なお、過去行われた米国ストレステストの結果発表後、
NYダウは堅調な推移に転じたことは留意しておく必要はあるだろう。
20日の欧米市場では、引けにかけて対円主要通貨の上昇が
目立つ格好となった。

NY時間序盤より、期待された米ゴールドマンサックスの
決算が市場予想に届かないことや、6月米住宅着工件数の
悪化を受けNYダウが安値スタート。

節目となる10,000ドル近辺での攻防を受け、各通貨も円買い気配
での推移が続いていた。だがその後、あすのバーナンキFRB議長の
議会証言における追加緩和策への期待感からダウがプラス圏まで
急速に買い戻されたことを背景に、クロス円全般も水準を切り上げた
という。

とはいえ、ファンド勢を含む市場参加者から買いが見られたとの
観測もあるが、あらかたドル安の材料も織り込み、ポジション調整から
円買い一服となったとの見方が優勢であり、このまま継続して
上昇するには力不足との声が強い。

一方の加ドル円はカナダ中銀政策金利において予想通り金利を
引き上げ0.75%としたが、今後の金融引き締め策に関しては
「世界経済の動向を見極めながら慎重に判断する」とし、2010、
2011年の経済成長見通しを下方修正したこともあり、他通貨に
比べて目立った上昇には至っていない。