FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -33ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

19日の欧米市場は、米経済指標の悪化やリスク回避の流れが再燃
したことで、対円相場で上値の重い展開が続いている。

IMFやEUがハンガリーに対し、財政赤字抑制策を支持せず協議を
いったん打ち切ったことから同国における国債の保障コストが急上昇。
その上、米格付け大手ムーディーズよりアイルランド国債の格付けを
引き下げるとの報道から、欧州圏における財務懸念リスクが増大した
ことが背景にはある模様。

その後、米住宅関連指標の悪化もその流れを継続させることとなり、
結果、米国時間でも上値を抑えることとなったという。
今後の展開としては、NYダウを始め欧州株は米決算への期待感から
買われやすい展開が 続いていたが、NY市場引け後発表された
IBMはアナリストの予想値に届かず多少の失望感を持って受け止め
られており、上値の重い展開が日本時間でも継続 するとの見方が強い。

その中でも特に米ドル円は、先週末の安値(86.27円)から目立った戻しを
見せておらず、仮にこの水準を割り込むようだと直近安値 84.78円が
下値目途となってしまうため注意が必要だ。
先週末、米国の景気先行き見通しの悪化や株式市場の総崩れで、
リスク回避の動きが出て、円買い一色の流れとなった。
米ドル円は年初来安値を更新した。

今週は各国の金融政策会合にまつわるイベントが相次いで行われる。
20、21日にはそれぞれ豪州と英国の直近の政策会合議事録が発表。
そして、20日においてはBOC(カナダ銀行)の金融政策決定会合の
結果発表がなされる。加えて欧米企業の第2四半期の決算発表や、
金曜日には欧州金融機関を対象としたストレステスト
(金融機関の健全性審査)の発表もあり、材料には事欠かない。

市場はリスク回避の材料に反応しやすい地合いになっており、
米ドル円が更に下落を続ければ、最近、持ち直していたユーロ円、
英ポンド円もその影響を受けざるを得ない。今週は全体として安値を
探る展開となりそうである。

14日の欧米外国為替市場は、米ドル円・クロス円は上下にブレの

激しい展開となった。

21:30に発表された米6月小売売上高が予想を下回り(予想:-0.2%

結果:-0.5%)消費回復に暗雲が立ち込め、NY株式市場も反落

スタートしたため、英ポンド円、豪ドル円などが本日安値を更新。

リスク回避色が強まりそうだったが、NY中盤に株価がやや

もち直したのを受け、安値から大幅に切り返した。

しかし、終盤に発表された6月度のFOMC議事録内で今後の

景気動向や雇用情勢に対する見通しが下方修正されたことにより、

米ドル円や加ドル円などで本日安値を記録した。

引けでは米ドル円・クロス円ともに多少の戻りも入って終了した。

豪ドル円をテクニカルで見ると、本日の高値近辺に+1σ(78.95円)が

存在し、上値を抑える格好になっているが、再度+1σ乗せに失敗する

ようだと中心線(76.97円)まで下押す可能性もあり、東京市場の序盤の

動きに注目したい。