19日の欧米市場は、米経済指標の悪化やリスク回避の流れが再燃
したことで、対円相場で上値の重い展開が続いている。
IMFやEUがハンガリーに対し、財政赤字抑制策を支持せず協議を
いったん打ち切ったことから同国における国債の保障コストが急上昇。
その上、米格付け大手ムーディーズよりアイルランド国債の格付けを
引き下げるとの報道から、欧州圏における財務懸念リスクが増大した
ことが背景にはある模様。
その後、米住宅関連指標の悪化もその流れを継続させることとなり、
結果、米国時間でも上値を抑えることとなったという。
今後の展開としては、NYダウを始め欧州株は米決算への期待感から
買われやすい展開が
続いていたが、NY市場引け後発表された
IBMはアナリストの予想値に届かず多少の失望感を持って受け止め
られており、上値の重い展開が日本時間でも継続
するとの見方が強い。
その中でも特に米ドル円は、先週末の安値(86.27円)から目立った戻しを
見せておらず、仮にこの水準を割り込むようだと直近安値
84.78円が
下値目途となってしまうため注意が必要だ。