FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -30ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

30日の欧米市場、朝から軟調な地合いを続け下値トライの様相を

見せていた米ドル円。


21:30注目されていた米第2四半期のGDP(予想 2.6% 結果2.4%)が

発表されると約15分で発表直前の価格より約50銭下落、

一時、8か月振りの85円台を記録した。


しかしこの流れは続かず、すかさず切り返し86円台半ばでもみあい。

23:00にはミシガン大学消費者信頼感指数(予想:67 結果67.8)が

発表されたが、大勢に影響はなくその後は狭いレンジでの取引となった。


同じく売り圧力に晒されていたユーロ円、英ポンド円は

米GDP統計発表を機に本日の安値圏112円前半、134円前半まで

下落したが引けにかけて1円強戻した。


米ドル円は軟調地合い継続だが、クロス円通貨ペアは下値での買い意欲は旺盛。

弊社チャートコメントで記してある通り、ユーロはボリンジャーバンドの20SMA、

英ポンド円は均衡表の基準線で下げ止まっている。

米ドル円が大きく崩れない限り、クロス円の下落は限定的となりそうだ。


29日の欧米市場、狭いレンジながら振幅の激しい動きとなった。

第2四半期のエクソンモービルなどの企業決算を受け

NYダウは序盤上昇。


各通貨ペアともこれを受けて確りの展開に。しかしNYダウが

伸び悩み、マイナス圏へ転じるとリスク回避の流れで一転円高へ。

米ドル円は86.58円、豪ドル円は77.73円を記録、この日の安値をつけた。


その後は株式市場が持ち直したのに合わせて値を戻す展開となった。


全体として上値の重い印象を受ける。米ドル円は87.60円付近に

差し掛かる21日間移動平均線が上値抵抗となっており、

日足終値ベースで上抜けできない。また、豪ドル円は一目均衡表の

雲の上限が80円付近にありこれが上昇を阻んでいる印象だ。


戻り売り優勢の展開が予想される。目先、下げの目処は米ドル円は

年初来安値の86.27円、豪ドル円は均衡表の雲の下限である77.69円、

これらのレベルを維持できるかどうかに注目したい。

28日の欧米市場、アジア時間まで続いたリスク選好の流れが

いったん止まった。


キングBOE総裁が発言の中で「4-6月期のGDPは楽観視すべきでない、

景気回復に関し確信が持てない」等との発言を機に、英ポンドの上昇が

止まり、連れて円安の流れが止まった。


これは各通貨ペアに波及し、いずれの通貨ペアも高値圏から値を削った。

また、21:30に発表された米6月耐久財受注が(予想:1.0% 結果-1.0%)と

なったことや欧米市場の株価が揃って軟調に推移したことも上値を

重くしたといえる。


更に追い打ちをかけたのが、次回FOMCの叩き台となるベージュブック。

景気に関しては緩やかな拡大が続いているとする一方、2地区で横ばい、

2地区で鈍化となっており、実際のところはまだら模様。


商業用不動産の低調や住宅購入者向け税控除措置が4月末で

終了したことが影響したようだ。全体として目先は上値重く、

押し目を探す展開になりそうだ。