FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -176ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

衆院選は大方の予想通り民主党の圧勝となった。
東京市場ではどう反応するか。

やや円高で始まったが、歴史的な自民党の敗北の割には

為替マーケットへの影響は限定的といったところか。

少なくとも海外勢の参入までは先週のマーケットの取引レンジを
逸脱することはないのではないか。動きが出てくるとすれば、
欧州勢が参入し始める午後からになるだろう。

93年以来の自民党以外の政権を東京勢よりも海外勢が
新政権誕生をどのように評価するかを見守りたい。

今週の注目指標は前コメントで記しているので、
今回は日足ベースのテクニカル面に目を向けてみる。

米ドル円は先週末、完全に一目均衡表の雲を下抜けした。
今週は上昇局面があっても雲の下限が上値試しを抑えるだろう。
もし下落傾向が鮮明になり93円を明確に下回ると
7/13安値91.73近辺まで下落する流れとなる可能性がある。

豪ドル円は先週末一時79円半ばまで戻して上昇期待を抱かせたが、
一目均衡表の基準線や20日間移動平均線に上昇を阻まれ反落した。

全体として売り優勢の展開となるのではないか。

28日の米国時間は昨日に引き続き上値の重い展開が
続く結果となった。
欧州勢の買いを背景に徐々に値を上げていた米ドル円だが、
米国時間に入りNYダウが軟調な推移となると
一転水準を下げる展開となった。

注目されたミシガン大消費者信頼感指数・確報値は
予想64.8のところ結果65.7と市場予想から改善する
内容が発表されたが、あくまで確報値であり、
過去4ヵ月で最低水準であることに変わりはないとする
市場参加者も多く、買いを呼び込むには至らなかった。

ただ、米ドル円に関し前日付けた安値(93.20円)を
割り込む程の下落でもなく、週末ということで引けにかけて
一旦買い戻されており方向感のない現状を露呈している。

今後の展開として来週は、(火)第2四半期豪経常収支や
(水)第2四半期豪GDP、米FOMC議事録、 
(木)欧州中銀金融政策発表、そして
(金)米雇用統計があるなど、注目度の高い経済指標が
目白押しとなっている。

特に米指標に関し好結果がそのまま反映されず、
逆に売り込まれる状況が続いているが、
このあたりをどうこなすのか、
今後の基調を試す試金石となりそうだ。
28日東京午後の為替相場は、やや方向感に欠ける展開。
アジア株が下げ幅を拡大させるなか、円の買い戻しが
強まる場面も見られたが、NYダウ先物がプラス圏で推移するなど、
米国株価の堅調さがサポート要因となったようだ。

欧州株価も上昇して始まった後、上場幅を1%以上に拡大させており、
クロス円上昇の支援材料となった。

この動きから、ユーロ円は135.02円、豪ドル円は79.40円まで
高値を更新した。
豪ドルは、NY原油の時間外取引が小幅高となっていることから
買われやすい地合いとなっており、加ドルとともにマーケットの
買いターゲットとなっている。

今夜は、8月ミシガン大消費者信頼感指数を含め複数の
米経済指標の発表が予定されており、結果を受けた株式や商品相場の
動向に注意を払いたい。