FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -173ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

2日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は軟調推移となった。

米雇用統計の前哨戦と位置づけられる8月ADP全国雇用者数

(予想:-25.0万人、結果:-29.8万人)が市場予想に比べ

悪い結果となったことが嫌気された模様。


また、その後発表されたFOMC議事録でも、

労働市場に対する懸念が表明される等し、

終始米ドル売り優勢の展開が続いた。


下落の速度こそ緩やかであったものの、

結果的に欧州時間序盤の水準からは1円近く値を削り、

一時92.06円と92円台割れを試す場面も見られた。


4日発表の8月米雇用統計に対する警戒感が高まっており、

米ドル円は上値の重い展開が続く可能性がある。

目先は7月の安値水準である91.80円付近を維持できるか どうかが焦点だ。

2日午後の東京外国為替市場は、各通貨戻り余地を試す展開となり、

一時豪ドル円は77.62円、NZドル円は63.06円まで本日高値を更新。


午前に発表された豪GDPの結果を受け、オーストラリアの予想利上げ

開始時期を前倒しする参加者が増加している模様で、

豪長期金利の上昇と共に豪ドルの支援材料となったようだ。

欧米系証券筋はニュージーランドの利上げ時期も来年半ばと

予想し始めており、オセアニア通貨には追い風が吹き始めている。


しかしながら、世界的に株式市場が軟調な推移を強いられており、

リスク回避に絡む円買いの動きは目先も圧迫材料となるだろう。

豪ドル円は76.40円の節目を下回った場合、年初来安値を起点とした

上昇トレンドラインの差し掛かる75.70円辺りが下値目標値となりそうだ。


朝方、欧米市場での下落の流れを受け継ぎ、売りが相次いだ。

また日経平均株価の大幅安を受けて下げが加速。

米ドル円は92.51円、ユーロ円は131.44円、英ポンド円は149.15円、

豪ドル円は76.39円を記録した。


米ドル円は一昨日の安値で踏みとどまっているが、

その他のクロス円通貨ペアはいずれも約1か月半ぶりの安値となった。


10:30発表の第2四半期豪GDPは前期比+0.6%。

これは前回分+0.4%を上回る力強い数字。


豪州の2四半期連続プラス成長をきっかけに相場は反転上昇、

豪ドル円は77.37円まで値を戻した。


欧米市場と日経平均株価が下落したが、中国株は前日比プラス圏で

推移していることが、相場下落の「かすがい」にもなったようだ。


しかし、昨晩の下落分を回復するには遠く及ばず、

その後は小反落、

77円近辺での推移となっている。


これはNY終値と比べるとわずかに高い。

その他の通貨ペアはユーロ円131.80円近辺、英ポンド円150円近辺まで戻し

NY終値比とほぼ同じくらいの水準となったが、完全に下げ止まったとは言い難い。

早起きの欧州勢の動向に注目だ。