FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -165ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

16日東京午前の為替相場は、全般的に小幅な値動き。


前日のバーナンキ米FRB議長のコメントが意識され、

米景気の回復期待からリスク選好の動きが優勢となり、

日経平均は100円以上の上昇となった。


ただ、今夜に複数予定される米経済指標を警戒する

取引参加者も多く、円相場の反応は限定的となった。


米ドル円は90円台後半中心に、方向感なく推移。

クロス円各通貨も動意に乏しい動きとなったが、

7月豪ウェストパック先行指数(結果:前月比+1.1% 

前回:前月比+0.7%)が2003年4月以来の好結果となり、

豪ドル円がしっかりの推移となった。


今回の強い数字は、豪経済に対する強気な見方を

サポートする内容となっており、豪ドルが買われやすい状況が

継続しそうだ。


午後の東京では、目立った経済指標などのイベントは

予定されていないため、アジア株の動向に注目したいところだ。


15日欧米時間の米ドル円は、行って来いの展開。

NY時間序盤、8月米小売売上高(予想:前月比+1.7%、結果:前月比+2.7%)、

ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:15、結果:18.8)等の

好結果を後押しに米ドル買いが進み一時91.65円まで水準を上げた。


その後もバーナンキ米FRB議長から「米国のリセッションは恐らく終わった」

とのコメントが出される等、米景気見通しに対するポジティブな材料が続き、

米ドル円続伸の展開へ期待が高まった。


しかし、上記の材料を好感してダウ平均株価が上昇を始め、

株高→キャリートレード解消の流れとなると、キャリー通貨としての性格を

強めている米ドルが対主要通貨で売り優勢の展開となり

米ドル円もそれまでの上昇分を吐き出す動きとなった。


当面は米景況感の好転を背景とした米ドル買いと、

株高を受けた米ドル売りとが交錯し91.00円付近で方向感の

出難い展開が続くかもしれない。



15日東京午前の為替相場では、円売りに勢いが出る場面があり、

クロス円を中心に一時上昇する展開となった。


朝方に発表された8月英RICS住宅価格(結果:10.7% 予想:0.0%)が

予想外の伸びを見せたことから、

英ポンド円が上昇し、その他クロス円各通貨の下支え要因に。


さらに、日経平均が反発して始まったことが好感され、

クロス円は全般的に水準を上げた。

ただ、前引けにかけて日経平均が上昇幅を削ったことから

押し戻される動きとなり、その後は欧米時間のイベントが意識され、

方向感に欠ける動きとなった。


注目されたRBA議事録(10:30)は、マーケットの期待ほどは

強気な内容ではなかったため、反応は限定的に。


午後の東京では、欧米の重要経済指標に対する警戒感が

高まっていることもあり、様子見ムードが一段と強まりそうだ。