15日欧米時間の米ドル円は、行って来いの展開。
NY時間序盤、8月米小売売上高(予想:前月比+1.7%、結果:前月比+2.7%)、
ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:15、結果:18.8)等の
好結果を後押しに米ドル買いが進み一時91.65円まで水準を上げた。
その後もバーナンキ米FRB議長から「米国のリセッションは恐らく終わった」
とのコメントが出される等、米景気見通しに対するポジティブな材料が続き、
米ドル円続伸の展開へ期待が高まった。
しかし、上記の材料を好感してダウ平均株価が上昇を始め、
株高→キャリートレード解消の流れとなると、キャリー通貨としての性格を
強めている米ドルが対主要通貨で売り優勢の展開となり
米ドル円もそれまでの上昇分を吐き出す動きとなった。
当面は米景況感の好転を背景とした米ドル買いと、
株高を受けた米ドル売りとが交錯し91.00円付近で方向感の
出難い展開が続くかもしれない。