FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -163ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

21日午後のアジア時間において、米ドル円は92円台を

回復する格好となっている。


23日に控えた米FOMCを前にしたポジション調整が主体となり、

ストップロスを巻き込む形で上昇、先週上値を抑えていた

91円台半ばを上抜けた。


欧州時間序盤には、イラン大統領が外貨準備通貨を米ドルから

ユーロに変更するとのコメントが伝わったものの、影響は限定的。

短期的に積み重なっていた米ドルショートポジションを解消する動きは、

目先的にも続く可能性が高いか。


但し、92円台半ばには21日移動平均線や、

一目均衡表の基準線が差し掛かっており、

同水準を上抜けできるかどうかがポイントとなるだろう。

一方の英ポンド円も上昇している。


英銀RBSが最大で50億英ポンドの増資を検討しているとの

ニュースが伝わっており、朝方の住宅価格指数上昇と共に、

英ポンドのサポート材料となっているようだ。


今週は日本がシルバーウイークで連休となるため、

日中は取引が手控え気味となる。


しかし、そんな時を見計らって短期筋が仕掛けてくることも

多いのもまた事実。

欧州勢が参入してくる夕方以降の動きには注意したいところだ。


今週の注目はなんといっても9/23夜中に発表されるFOMC

(米連邦公開市場委員会)。

先日、バーナンキFRB議長が景気の底打ちを示唆しただけに

今回の会合には注目が集まる。

さかのぼって、同日日中には、BOE議事録が発表される。


9/24にはピッツバーグでG20が開幕するなど、イベントは目白押しだ。

今週の米ドル円は今年の安値87円台を目指す見方と、

目先反発し93円に向かう見方が、拮抗している。

91.80円をしっかり上抜けたなら、短期的に買い方優位になる可能性がある。


18日東京午後、為替相場のクロス円各通貨は引き続き

上値の重い展開となっている。


背景にはアジア市場の株安を受け、欧州市場においても

寄り付きより金融株を中心に売り先行でスタートしたことで、

その流れがクロス円各通貨にも広がった模様。


その上、来週より大型連休に入るなかでFOMCを含む

重要度の高い経済指標が発表を控えているため、

本邦勢のポジション整理に絡む売りが確認されているという。


特に英ポンド円に関し、現在は9/16の安値148.60円近辺で

下げ止まっているが、こちらを割り込んだ場合7月8日の

安値146.74円が目標となるため注意が必要だ。


一方の米ドル円は主要なアルムニア欧州委員より

「準備通貨を米ドルからSDR(国際通貨基金の特別引出権)に

置き換えるというアイディアは実行不能、中国の外貨準備の

過度なユーロへの傾斜は望まない」とコメントしたことで

若干値を上げる場面も見られたが、持続的な上昇とはならず

再びレンジ相場での推移となっている。