FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -159ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

28日の欧米外国為替市場は、円に対して外貨を

買い戻す動きが優勢となった。


欧州株式市場が小幅高で寄り付き、その後も上げ幅を

拡大していったことから、リスク許容度が改善され、

円売り要因となった。


また、トリシェECB総裁が「強いドルは米国にとって重要」と

発言したことも意識されており、米ドル円の上昇がクロス円通貨の

水準を引き上げたようだ。


しかしながら、米ドル円については先週末の水準を回復できずに

NY取引が引けており、依然として上値の重さが意識される可能性がある。


東京時間で90円の大台を回復できるかどうかが、

今後を占う試金石となるだろう。


一方の加ドル円は、本日安値から大きく値を戻し、

プラス圏で取引を終えている。


カーニー中銀総裁が、下半期の経済見通しについて強気な見方を

示したことが材料視されており、

原油相場の上昇も相まって加ドルのサポート要員となっている。


28日東京午後の円相場では、円高が一服。

米ドル円とクロス円各通貨ともに、小幅水準を回復する動きとなった。

藤井財務相が、円高放置とは一切言っていないと発言し、

円高容認との姿勢を強く否定したとの報道を受け、

短期筋を中心に円ロング解消の動きが優勢となった。

米ドル円は89.65円まで一時的に水準を回復。クロス円各通貨も、

ユーロ円が一時131円台を回復するなど、全般的に水準を戻した。

ただ、これまでの藤井財務相の発言から、介入するとしても

80.00円付近になるとの声もあり、まだ円高余地は十分あるとの見方から、

米ドル円は上値の重い状況が続きそうだ。

クロス円各通貨についても、米ドル円の軟調さが重しとなっているほか、

弱含む動きとなっている世界の主要株価が下落要因となっており、

欧米株価の動きに注目が集まっている。

28日午前の外為市場では朝方よりクロス円通貨全般において

急落することとなっている。


先週より続く藤井財務相による円高容認発言による円高圧力が

現在も続いていることを嫌気した日経平均は下げ幅を拡大。


一時1万円の大台を割り込む急落を受け、その流れがクロス円

各通貨の下落を呼び込んだ模様。

英ポンドが対ドルで長期間支えられていた1.6000を

明確に割り込み急落するなど、対ドルにおいても各主要通貨は

ストップを巻き込み下落していることで下値を探る展開が続く可能性もあるだろう。


その中で豪ドル円に関し直近の安値であった76.39円を

サポートとしてなんとか下値が支えられる格好となっているが、

もしこちらを割り込んだ場合、6月23日の安値74.04円までの

下落が考えられるため注意が必要だ。