28日の欧米外国為替市場は、円に対して外貨を
買い戻す動きが優勢となった。
欧州株式市場が小幅高で寄り付き、その後も上げ幅を
拡大していったことから、リスク許容度が改善され、
円売り要因となった。
また、トリシェECB総裁が「強いドルは米国にとって重要」と
発言したことも意識されており、米ドル円の上昇がクロス円通貨の
水準を引き上げたようだ。
しかしながら、米ドル円については先週末の水準を回復できずに
NY取引が引けており、依然として上値の重さが意識される可能性がある。
東京時間で90円の大台を回復できるかどうかが、
今後を占う試金石となるだろう。
一方の加ドル円は、本日安値から大きく値を戻し、
プラス圏で取引を終えている。
カーニー中銀総裁が、下半期の経済見通しについて強気な見方を
示したことが材料視されており、
原油相場の上昇も相まって加ドルのサポート要員となっている。