FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -157ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

30日の海外市場において、米ドル円はレンジ内での往来相場となった。


欧州序盤に伝わった藤井財務相の発言

(週末のG7で、最近の円高をとりあげる予定はない)を受けた円買いから、

米ドル円は一時89.35円まで下値を削る展開。


その後、第2四半期米GDP確報値が市場予想を上回ったことから

上昇する場面も見られたが、米景気関連指標の悪化などから上値も重く、

方向感のない値動きが続いている。

日足終値ベースでは再度90円を割り込んでおり、テクニカル的には

下値不安の意識される相場付きとなりそうだ。


一方のクロス円通貨も、序盤上値の重い推移となっていたが、

その後商品価格が上昇した事を背景に、資源国通貨である豪ドルや

加ドルは主要通貨に対して大きく上昇、それぞれ本日の高値近辺で

大方の取引を終えている。


特に豪ドルは、対米ドルで1年2か月ぶりの高値水準を記録しており、

豪通貨当局のコメントには注意を払いたい。

30日東京午後の円相場は、全般的に方向感に乏しい展開。

一旦上値を抑えられる形となった米ドル円は、一時89.54円まで値を削ったが、

89円台後半まで水準を回復した。


ただ、欧州序盤に入ると、NYダウ先物と欧州株の堅調さを受けて、

対主要通貨で米ドル売りが優勢となったため、

米ドル円は再度下値を試す展開となっている。


今夜は、2日の米雇用統計を占う上で注目される

9月ADP雇用統計が予定されるなど、

複数の米経済指標の発表が予定されており、

結果次第では米ドル売りが加速する可能性もあり、

注意したいところ。


クロス円各通貨は、米ドル円の動きに連動するように

方向感に欠ける動きとなっており、欧米時間では、

株価と米ドルの動きを手掛かりに動意付くか注目したい。


30日午後の東京外国為替市場では、

豪ドル円が上値を伸ばす展開となっている。


朝方よりクロス円全般でじわじわと買いが進み

豪ドル円は79円台に乗せるなど底堅い推移となっていたが、

豪小売売上高発表前の調整売りから上げ幅を縮小させていた。


だがその後発表された豪小売売上高では市場予測(0.5%)を

上回る結果(0.9%)が発表されたことで、他のクロス円が

じり安推移に転じるなか豪ドル円は上昇することとなっている。

市場では豪経済の消費が好調とみられたことで、

政策金利年内引き上げ観測が再燃しているとの声も聞かれており、

下値からの反発上昇中だったことから上値追いとなる可能性も。


今後の指標如何では80円のレンジ上値を越える動きも出てくるだろう。

一方の米ドル円は9/21高値92.53円から直近の安値88.22円の

半値となる90.40円近辺で抑えられたことで、

テクニカル面で上値重い状況。

再び下落に転じると88.22円まで下値余地はあるため注意が必要だ。