FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -156ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

1日の欧米外国為替市場は、リスク回避の円買い・ドル買いが優勢となった。


この日行われたユーロ圏財務相会合で、為替についての話し合いが

有ったとトリシェECB総裁が発言しており、ユーロは対円、

対米ドルで値を崩した。


また、米新規失業保険申請件数やISM製造業景況指数が市場予想を下回り、

米株式市場の急落を呼び込んだ事もリスク回避行動の要因となっており、

その他のクロス円通貨も下落、豪ドル円は78円を割り込む水準で

大方の取引を終えている。


目先の東京市場でも、米雇用統計を控えたポジション調整が出易い

との声が一部市場筋から聞かれており、

更なる下値追いも考えられそうだ。


とりわけユーロ円に関しては、ユーロ圏失業率の悪化を嫌気した売り物が

上値を抑えており、週初の安値である129.79を下回る可能性もあるだろう。

1日東京午後の米ドル円は、90.00円付近でもみ合う展開。


今夜の9月ISM製造業景況指数を中心とした複数の米経済指標に

注目が集まっているほか、明日に雇用統計を控えていることもあり、

様子見ムードが強まる動きとなった。


米ドル円は、89.50~90.50円のレンジでの推移が続くとの声が多いものの、

明確に抜けた方向に勢いが出やすいとの見方もあり、

相場動向を注視したいところだ。


クロス円通貨も全般的に方向感に欠ける動きとなったが、

週末のG7に向けて、アルムニア欧州委員がユーロ高を議論すると

発言したことを受け、ユーロが一時的に売られる場面があった。

ユーロ円は一時131.00円まで値を削っている。


欧州序盤は、ユーロ圏のPMI製造業や失業率の発表が行われたが、

ほぼ予想通りの内容となったため、株や為替市場への影響は限定的となっている。

マーケットの焦点は、米経済指標に向かいつつある。


1日の外為市場では各通貨再び上値の重い展開となっている。


朝方より小幅高で始まっていたが、日経平均が1万円の大台を

割り込むと各通貨も上値を切り下げ軟調な推移となった。


その中で米ドル円に関し、90円近辺では再び売り圧力が

強まっていることから下値トライとなる可能性も。


昨日発表された米国における民間の雇用統計である

ADP雇用者数が悪化を示したことで、金曜発表予定の

米雇用統計を危ぶむ声も聞かれており積極的な買いは

難しいことも下値押しの材料となりそうだ。


尚、発表された日銀短観は大企業製造業・非製造業共に

先行きにおいて大幅に改善したが、市場は材料視していない。