30日の海外市場において、米ドル円はレンジ内での往来相場となった。
欧州序盤に伝わった藤井財務相の発言
(週末のG7で、最近の円高をとりあげる予定はない)を受けた円買いから、
米ドル円は一時89.35円まで下値を削る展開。
その後、第2四半期米GDP確報値が市場予想を上回ったことから
上昇する場面も見られたが、米景気関連指標の悪化などから上値も重く、
方向感のない値動きが続いている。
日足終値ベースでは再度90円を割り込んでおり、テクニカル的には
下値不安の意識される相場付きとなりそうだ。
一方のクロス円通貨も、序盤上値の重い推移となっていたが、
その後商品価格が上昇した事を背景に、資源国通貨である豪ドルや
加ドルは主要通貨に対して大きく上昇、それぞれ本日の高値近辺で
大方の取引を終えている。
特に豪ドルは、対米ドルで1年2か月ぶりの高値水準を記録しており、
豪通貨当局のコメントには注意を払いたい。