FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -153ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

6日東京タイムの為替市場では、豪ドル買いが優勢の展開。

注目を集めていた豪政策金利の発表が、サプライズの0.25%

利上げ(3.25%)となり、豪ドル買いが優勢となった。

一部で利上げを予想する声があったものの、早くて11月との

声が多かったため、マーケットを驚かせている。


ただ、発表直後こそ豪ドル買いに勢いが出たが、

すぐに押し戻される動きとなっており、

今のところ継続的な豪ドル買いとはなっていない。

声明文では、金融緩和策の段階的な解除が

必要などと述べられるなど、強気な内容となっており

追加利上げ期待を高めている。


豪ドル円は、78.85円まで高値を更新したが、

すぐに押し戻されており、上値は重い状況。

ある程度の利上げは織り込み済みとの見方もあり、

まずは欧米勢の出方を見極めたところか。


一方の米ドルは、対豪ドルで大きく売られるなど、

対円でも上値の重い推移。

米ドル円は、89.00円付近まで水準を下げた後は、

戻りも弱い状況となっており、一段の下げも視野に入れたいところだ。

5日の米国市場ではオセアニア通貨や資源国通貨を中心に

底堅い展開となっている。


背景にはゴールドマン・サックスが米大手銀行の投資判断を引き上げたことや、

9月米ISM非製造業景況指数の好結果(予想50.0 結果50.9)を受け

NYダウが100ドル以上水準を上げたことから、リスク選好の流れとなり

高金利通貨や資源国通貨に買いが集まった模様。


米金融株を中心に買われたことで、続くアジア市場でも

ここ最近の売り局面からいったん買い戻されるとの声も聞かれている。

とはいえ、米経済への不透明感等が払拭されたわけでもなく、

この上昇は限定的だとみる向きが多くあくまでレンジを

行き来する可能性が高いか。


テクニカル面では本日の上昇により21日間移動平均線を目前に控え、

上値が重くなる水準に達していることから1日の高値79.57円を

上値目処とし売りをかけていきたいところだ。

5日午後の東京外国為替市場は、各通貨本日の

高値圏でもみ合いとなっている。


米株価指数先物が小幅高で推移しており、

午前に引き続いて円売りも散見されているが、

一方では米ドル円の90円の重さが意識されており、

クロス円通貨においても一進一退の攻防が続いている。


その米ドル円だが、90円の節目を割り込んで以来、

5日移動平均線が抵抗線として機能しており、

戻り売り優勢との声が一部市場筋から聞かれている。


今夜には9月ISM非製造業景況指数が控えているが、

景気判断の分かれ目となる50が市場予想の数値でもあり、

相場の分水嶺ともなりそうだ。


仮に弱い数字となれば、再び年初来安値を目指す可能性もあるため、

注意したい。


一方のユーロ円、オーストリア中銀総裁が現状のユーロの水準について、

大きな脅威ではないとの見方を示したことが意識されており、

対米ドルでの高値警戒感が和らいでいる。

相対的に対円でも強含む可能性が高く、更なる上昇を期待したい。